1日目は鶴岡公園、鶴岡市立加茂水族館、山居倉庫を訪れた後、夜は湯野浜温泉に宿泊、2日目は出羽三山の羽黒山、湯殿山をめぐる1泊2日観光モデルコースをご紹介します。

1日目午後:鶴岡の名所「鶴岡公園」「鶴岡市立加茂水族館」、写真撮影も楽しい「山居倉庫」へ

1日目の午前中に山形まで移動してきたら、まずは鶴ヶ岡城の跡地につくられた城址公園「鶴岡公園」へ。続いてクラゲ展示種類数世界一の水族館「鶴岡市立加茂水族館」、SNS映えスポットとしても人気の「山居倉庫」を訪れてみましょう。

映画のロケ地にもなった「鶴岡公園」

加茂水族館に出羽三山、山居倉庫をめぐる1泊2日おすすめ観光モデルコース【山形】1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

「鶴岡公園」は明治8年(1875年)、庄内藩主酒井氏の居城だった鶴ヶ岡城の跡地につくられた城址公園。今も残るお堀や石垣、土塁などから、お城の名残りを感じられます。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

春には730本の桜が咲き誇り、「日本さくら名所100選」にも選出。また、5月にはあやめ、6月には花菖蒲を楽しむこともできます。公園内には、荘内神社や大寶館などの必見スポットも多く、市民ならず観光客にも人気の場所です。

小説家・藤沢周平の作品『海坂藩』の舞台にもなっているほか、藤沢周平の小説で、北川景子主演によって2010年に公開された映画『花のあと』のロケ地となった場所でもあります。

クラゲ展示が人気の「鶴岡市立加茂水族館」

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

鶴岡公園に続いて訪れる「鶴岡市立加茂水族館」は、“クラゲドリーム館”の愛称で親しまれている、山形県唯一の水族館。60種以上ものクラゲを展示しており、クラゲ展示種類数世界一の水族館としてギネスにも認定されました。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

直径5メートルの円型の水槽「クラゲドリームシアター」には約1万匹ものミズクラゲが泳ぎ、幻想的な光景を見ることができます。またクラゲの成長段階を見ることができる「クラゲバー」や、アザラシプール、アシカプールなどの見どころも。

1893年に建てられた倉庫が連なる「山居倉庫」

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

鶴岡市立加茂水族館の見学を終えたら、鶴岡市のお隣・酒田市にある「山居倉庫」へと向かいましょう。

酒田は、江戸や大阪に船で荷物を運ぶのが盛んだった江戸時代、北前船(きたまえぶね)の寄港地として繁栄した歴史があります。その名残を感じられる酒田の代表スポットとも言える場所が山居倉庫です。1893年に建てられた倉庫がつらなっており、お米が10,800tも収容可能で、現在も農業倉庫として使用されています。

加茂水族館に出羽三山、山居倉庫をめぐる1泊2日おすすめ観光モデルコース【山形】1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

風よけや西陽による高温防止のために背後にケヤキを植え、内部の湿気を防止するため二重屋根にするなど、様々な工夫がなされています。最上川に隣接して建つ倉庫は、船にお米を積み込むのに便利だったことも利点の一つでした。NHK朝の連続テレビ小説『おしん』の舞台になったことでも、注目を集めました。

1日目夜:日本海ビューが人気の「湯野浜温泉」に宿泊しよう

加茂水族館に出羽三山、山居倉庫をめぐる1泊2日おすすめ観光モデルコース【山形】1.jpg
(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

山居倉庫の観光を終えたら、そろそろ1日目の宿へ。日本海に面した海浜の温泉郷「湯野浜温泉」への宿泊がおすすめです。天喜年間(1053~58年)に付近の漁夫が海辺で温浴している亀を見て、この地に温泉が広まったといわれています。

日本海に面しているため、夕日が沈むのを眺めながら温泉に浸かれる旅館やホテルもあり、美味しい海の幸も堪能できるとあって満足度が高い温泉郷です。