美しい街並みや大自然の風景、おいしい食べ物…。旅先での思い出に撮る写真たち。旅行するときの写真撮影は外せませんよね。
でも、こんなお悩みありませんか?
・構図がワンパターンな写真ばかりになってしまう
・写真を見返したら人物を捉えただけの写真が多い
・イマイチかっこよく撮れない
旅先で感動した気持ちや情景を残せる写真は、どうしたら撮れるのでしょうか?そこで今回は、おしゃれに撮っている方の写真を参考に「旅行先での写真をおしゃれに撮影するコツ」をお伝えします!
[講師]Tolanca(トランカ)編集部
旅先・その土地の「色」をキャッチしてみましょう
海外などでよく目につくカラフルな風景。街によっては1つの色に統一されていたりカラフルだったりと、独自な空気を感じますよね。
国によっては縁起の良い色や好む色合いがあるなど特徴的な色があることも。そんな色にフォーカスするだけでその土地のカラーが出て、その国の雰囲気が自然と映り込んできます。
例えば、お隣中国では赤色が縁起の良い色とされ、国のあちらこちらで赤色を見かけます。
また、今回ご紹介している作品「青の魔法」の舞台は、モロッコのシャウエン。おとぎの世界に迷い込んだような青の世界は街すべてが被写体になりますね。
「色に着目ってどうしたらいいの…?」とお思いの方は、とにかくカラフルなものに目を向けてください。帰って見返すと意外にその土地のカラーが出ていた…なんて発見もあるかもしれません。
ご存じですか?土地によって空の色、光が違うこと
日本と海外の光、違いがあることご存じですか?空気中に含まれる水蒸気の量の差によるものですが、高温多湿な土地では、太陽と地上の間に水蒸気のフィルターがかかり柔らかな光に。湿度の低い土地では、水蒸気のフィルターが薄くなり強めの光でよりくっきりとしたものの見え方になるんです。空の見え方も変わってきますのでぜひ海外に着いたら、空を見上げて見てくださいね。
観光地以外の街の風景に着目してみましょう
観光地におもむいたとき、ついつい観光名所ばかりを写真に収めていませんか?その土地柄がよく表れた有名な観光地は、優先していきたいと思って当然。
でも実は、観光地以外の場所のほうが、はるかに土地柄を強く感じられたりするんです。ぜひ、何気ない街の風景にカメラを向けてみてください。
「何かを撮ろう!素敵なものを見つけなきゃ!」と躍起にならず、心が惹かれるものを撮影してみましょう。
ぶらぶらと歩いてみたとき、素直に素敵だなと思う風景やなんだか気になる…と感じたもの。たとえば、街中で出会った猫、レトロな喫茶店、平凡な本屋、一般道、バスや地下鉄、川の色、人の雰囲気…などなど。
「何でもない場所」にこそ、その土地の風土が表れていて、何気ない風景が集まることで、きっとその土地特有のストーリー性のある思い出が生まれるはずです。
街並みの撮影は早朝のお散歩時がおすすめ
早朝であれば、出歩いている人も少なく、撮影もしやすくなっています。ちょっと早起きして、ホテルの周りを散策しえみましょう。朝の空気で気持ちのよい撮影になりますよ。