2020年10月~12月に前半10話が放送された『真犯人フラグ』(日本テレビ系、日曜夜10時30分~)。いよいよ9日から後半戦“真相編”がスタートします!前半戦の終盤はあまりに複雑かつビックリ展開が多すぎて、もはや考察も無理な領域に突入したとも思えます。

『真犯人フラグ』視聴者が怪しいと思う3人は?西島秀俊は絶対ちがう
(画像=『女子SPA!』より引用)

(画像:日本テレビ『真犯人フラグ 真相編』公式サイトより)

 前半で散りばめられ過ぎた多くの謎を全て解き明かしてくれるだろう(と、期待したい…というか願う!!)後半戦に向けて、『真犯人フラグ 真相編』の見どころをご紹介します。

『真犯人フラグ』前半をざっくり3分で振り返る

 主人公・相良凌介(西島秀俊)は職場での人望も厚く家族仲も良好で、マイホームを建設中と幸せな日々を過ごしていました。ところがある日、妻・真帆(宮沢りえ)、高校生の娘・光莉(原菜乃華)、小学生の息子・篤人(小林優仁)と、家族3人が一度に失踪。  真帆が失踪当日に炊飯器でご飯を炊いたままだったことから「炊飯器失踪事件」として世間を賑わせます。

 はじめは同情の声を集めていた凌介ですが、あらゆる方向から疑いの目を向けられるように。息子と思わせるような少年の冷凍遺体(実際は別人)が送られてくるところから事件はおかしな方向へ展開していきます。  続いて、娘・光莉のローファーがマイホーム建設地から発見されました。しばらくして、光莉の交際相手を名乗るベンチャー社長・橘一星(佐野勇斗)のスマホに、光莉の位置情報を示す通知が。その場所から光莉のスマホと、付近で妻・真帆の結婚指輪も発見されました。

息子が「パパがママを殺した…」衝撃の前半ラスト

 その後も、息子・篤人のサッカーボールが自宅に蹴り入れられたり、凌介が交差点で誰かに突き飛ばされ死にかけたり…。そんな風に翻弄される中、凌介宛に真帆のスマホから、しし座流星群の写真が送られてきました。  凌介は、真帆としし座流星群を一緒に見る約束をしていたのです。真帆の生存を確信する凌介。数日後、会社宛に光莉の監禁動画が送られてきます。流星群の写真と監禁動画の撮影場所を特定し駆けつけるも、その建物はもぬけの殻でした。

憔悴していた凌介に、更なる試練が。凌介たちのマイホーム建設を担当していた住宅メーカーの営業マン・林洋一(深水元基)と、真帆の不倫が発覚したのです。林への疑惑が深まるなか、真帆の財布を持っていたことがきっかけとなり、林は重要参考人として緊急手配されます。

 息子・篤人の父親が林の可能性があることまで分かるも、凌介は真帆に寄り添えなかった自分を責めます。「真帆が背負っていたものを自分も引き受ける」と、篤人と自分のDNA鑑定を行った矢先、またも冷凍便が凌介の元に。中身は、意識不明の篤人でした。篤人はなんとか一命を取り留めます。そして、前半戦・第10話のラスト。取り調べで篤人は語ったのです。「パパがママを殺した…」と。