赤ちゃんは自分で鼻をかむことができません。なので鼻水で息苦しそうにしていると心配になりますよね。そんな時におすすめなのが、鼻吸い器です。いろいろな種類があるので、使い勝手に合わせて選んでくださいね。

赤ちゃんの鼻吸い器って何?

赤ちゃんの鼻づまりに必要? 鼻吸い器の選び方や注意点、おすすめ10選を紹介
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

鼻吸い器とは、赤ちゃんの鼻水をとってあげるための育児アイテムです。赤ちゃんはまだ自分で鼻をかむことができません。また、口呼吸も上手にすることができないので、赤ちゃんにとって鼻詰まりは大人が感じる以上につらくて息苦しいものです。そこでパパママが鼻水をとり除いて、呼吸を楽にしてあげましょう。鼻水によって呼吸がしにくくなると、うまくミルクが飲めない、夜中になんども苦しくて泣いて起きてしまうなど、日常生活にも支障が出てしまいます。そのため、お鼻ケアができる鼻吸い器は、育児に必要なアイテムといえるでしょう。

いつからいつまで使うの?

赤ちゃんの鼻づまりに必要? 鼻吸い器の選び方や注意点、おすすめ10選を紹介
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

鼻吸い器の使用には、いつからいつまでと明確な基準はありません。しかし目安としては新生児期から自分で上手に鼻がかめるようになるまで使ってあげるといいでしょう。先輩パパママの経験談を聞くと、「娘は3歳頃には自分で鼻をかむようになって、鼻吸い器は使わなくなった」「うちの子には小学校に入るくらいまで使っていた」など、使用期間はさまざまです。個人差はありますが、ほとんどの子供はだいたい5歳~6歳頃までには自分で鼻がかめるようになりますよ。

鼻吸い器のメリットは?

赤ちゃんの鼻づまりに必要? 鼻吸い器の選び方や注意点、おすすめ10選を紹介
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

鼻吸い器は中耳炎や口呼吸の予防に効果が期待できます。子供は風邪をひきやすく、また大人に比べて耳管の構造上、中耳炎になりやすいとされています。鼻の奥に鼻水の菌が溜まっていると中耳炎を引き起こしやすくなるので、予防には鼻水のケアが欠かせません。また、鼻がつまっていると鼻呼吸ができずに口呼吸をする癖がついてしまうこともあります。口呼吸が癖になると風邪をひきやすいだけではなく、歯並が悪くなったり虫歯になりやすくなったりと、さまざまな影響が出ることが分かっています。赤ちゃんの健康や正しい呼吸のために、鼻吸い器はとても役に立つアイテムですよ。

鼻吸い器の選び方

赤ちゃんの鼻づまりに必要? 鼻吸い器の選び方や注意点、おすすめ10選を紹介
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

鼻吸い器のタイプは「手動」「電動据え置き」「電動ハンディ」の3つに大きく分けることができます。それぞれに特徴があり、赤ちゃんとパパママに相性のいい鼻吸い器を探してみましょう。

手動タイプ

手動タイプは価格が安く、電源・電池が不要のため手軽に使うことができます。ただし電動タイプに比べると吸引力が劣ります。手動タイプはさらに「口で吸うタイプ」と「スポイトタイプ」の2種類が選べます。

「口で吸うタイプ」は赤ちゃんの鼻水をパパママがチューブ越しに吸ってあげるものです。コツをつかむと吸引する力を自在に調節できるため安心感があります。デメリットとしては、鼻水が口に入らない構造ですが、呼気中の菌を吸引してしまう可能性もあるので、心配に思うパパママもいるでしょう。また手と口両方使うので、あやしながら吸引するのが難しくなります。

「スポイトタイプ」は手でスポイトを使って赤ちゃんの鼻水を吸い出します。片手で手軽に使えて、人前でも気兼ねなく使用できるので外出先で便利です。ただし口で吸うタイプよりも吸引力が弱めで、力の調節があまりできない点があります。

電動:据え置きタイプ

電動据え置きタイプは吸引力に優れており、鼻水をしっかり吸い取ることができます。とにかくしっかり鼻水を吸い取りたい、という家庭におすすめです。電動なので、パパママに風邪がうつる心配がなく安心して使用できますね。デメリットとしては、値段が高額、音が大きい、ものによってはお手入れが大変などが挙げられます。また本体が大きく電源が必要なため、持ち運びは難しいでしょう。