2018年4月にこの世を去った人気DJアヴィーチー(享年28)。彼の自殺前の最後の日記がMåns Mosessonの新刊 「Tim - The Official Biography of Avicii”」に掲載されることが決定した。1月18日に発売される同書では、アヴィーチーの精神面や薬物乱用の問題などについても説明されるようだ。

アヴィーチー(本名:ティム・バークリング)は、スウェーデン出身の音楽プロデューサー/DJ。世界最高峰の音楽祭典「グラミー賞」では2度ノミネートされるなど人気を博していた。アヴィーチーは、キャリア絶頂期であった2016年、年内をもってDJ活動を休止することを突如として発表。決断の裏には長年抱えてきた「健康問題」があったといい、ウェブサイトを通じて公開されたファン宛ての手紙には、「決して音楽を手放すようなことはしません」と、コンサート活動は引退しても音楽制作は続ける決意を表明していた。しかし彼は28歳のとき、ガラス瓶をつかって自ら命を絶った。