スポンジカーラーを使えば、熱を使わず簡単に巻き髪を作ることができます。今回は、スポンジカーラーの使い方や、巻き方のコツを解説していきますよ。メリット・デメリットや、100均のダイソーで買えるスポンジカーラーについてもご紹介してるので、参考にしてみてください。
スポンジカーラーのメリット
①熱を使わない
スポンジカーラーのメリットは、熱を使わないことによる髪ダメージの軽減です。ヘアアイロンやコテで巻き髪を作ると、どうしても熱ダメージによって髪が傷んできてしまいます。
毎日の巻き髪を作る際の手段を、ヘアアイロンやコテからスポンジカーラーにすることで、髪質の改善も期待できますよ。パーマやカラーを繰り返している方や、髪質に悩みがある方は是非スポンジカーラーを使ってみてください。
②不器用な人も使いやすい
スポンジカーラーは巻くのにスピードを求めないので、不器用な人も使いやすいというメリットがあります。全体のバランスを見ながら、好きな方向にゆっくりと巻いていくことができますよ。
スポンジカーラーに上手く巻き付けられなくても、何度でもやり直すことができるのも魅力的なポイントです。ヘアアイロンやコテで髪を巻くのが上手くいかないという方は、スポンジカーラーを使用すると成功する可能性があります。
③朝の準備時間の時短
スポンジカーラーは寝る前にセットしてカールを付けるものなので、朝の準備時間の短縮に繋がります。朝のスタイリング時間が格段に短縮されるので、起床時間が早い人や朝忙しい人に人気のアイテムです。朝の時間を有効に利用したい方には、ぴったりの時短アイテムですよ。
スポンジカーラーのデメリット
①時間がかかる
スポンジカーラーは寝る前に付けて朝カールが付くというアイテムなので、時間がかかるというデメリットがあります。ふと巻き髪を作りたくなった時に、すぐに型を付けることはできないので注意してください。
出かける日を確認するなど、ある程度の計画性が必要となってきます。日常的に巻き髪を作っているという方には、夜のルーティンとしてスポンジカーラーを付けるようにすることを推奨します。
②カールが弱い
スポンジカーラーで付けるカールは、熱を使用するヘアアイロンやコテに比べると弱いです。巻き髪をしっかりと作るというよりも、ゆるふわヘアを作るのに向いています。キープ力も少し劣るので、カールを維持したい場合は、ヘアスプレーやヘアワックスを合わせ使いすると良いです。
スポンジカーラーの簡単な使い方
①髪を梳かしてブロッキング
スポンジカーラーを付ける前に、髪をブラッシングしてからブロッキングします。ぼさぼさのままスポンジカーラーを巻き付けてしまうと、仕上がりに影響するのでしっかりとブラシや櫛で梳かしてください。梳かすことができたら、スポンジカーラーを巻き付けやすいように髪を分けていきます。
髪を左右に分け、それぞれを更に3束ぐらいにブロッキングしてください。髪の長さや量に合わせて、ブロッキングの数を調整するとより上手に巻くことができます。毛束が多くなればなるほど、ボリュームのある仕上がりになりますよ。
②毛先から巻き付ける
ブロッキングした髪を、一束ずつスポンジカーラーに毛先から巻き付けていきます。ボリューム感のあるカールにしたい場合は髪に対して垂直に、上品な印象にしたい場合は斜めに巻き付けていくと良いです。内巻きか外巻きかによっても仕上がりの雰囲気が変わるので、何度か練習して自分の好みの巻き方を見つけてください。
③しっかりと固定する
髪をスポンジカーラに巻き付けて行ったら、カールを付け始めたい位置でしっかりと固定してください。固定ができていないと、朝までに外れてしまいカールが付かなくなってしまいます。
100均などで販売されているスタンダードなかんざしタイプのスポンジカーラーは、先端を穴に通すことで固定ができますよ。タイプによって固定の仕方が変わってくるので、しっかりと説明書を読んでください。
④手でほぐしてスタイリング
翌朝スポンジカーラーを外したら、毛束を手でほぐして全体のバランスを整えてください。ヘアスタイルがあらかた整ったら、ヘアスプレーやワックスを使用することでカールをキープできます。
スポンジカーラーで作った巻き髪は、ポニーテールなどのアレンジヘアのベースにもぴったりです。スタイリング剤やヘアアクセサリーを使用して、おしゃれなスタイルに仕上げてください。
スポンジカーラーを使用した際のスタイリングにも向いているので、是非併せてお読みください。スプレーやムースなど、様々なタイプのスタイリング剤があります。自分の髪質や理想の仕上がりに合わせて、お気に入りのものを是非見つけてください。