水天宮(中央区)

安産祈願といえばすぐに出てくるのは水天宮ではないでしょうか。

水天宮は、江戸時代の久留米藩主だった有馬家が、参勤交代中に江戸の町でも水天宮にお参りできるよう、芝赤羽橋の上屋敷の中に久留米の総本宮から分社したことが始まりといわれています。

当時から水天宮は人々に篤く信仰され、お屋敷の塀越しにお賽銭を投げ込む人が絶えなかったそうです。

現在の東京水天宮は、明治5年に有馬屋敷から日本橋へ移転したお社です。

有名なのは境内にある母犬の像「子宝いぬ」ですよね*

周囲に置かれた十二支のうち自分の干支の数を撫でると、安産や子供の成長にご利益があるそうですよ。

戌の日には「帯祝い」と呼ばれる安産祈祷を行っています。

境内の神札所で分けている「御子守帯(みすずおび)」は、晒の帯の形をした安産のお守りです。

小切れのお守りもあり、普段使いのガードル等に縫い付ければ同じようにご利益があるとのことです。

アクセス

  • 〒103-0014
    東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4-1
  • 東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分
  • 東京メトロ日比谷線 人形町駅(A1出口)より徒歩6分
  • 都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩8分
  • 都営地下鉄新宿線  浜町駅(A2出口)より徒歩12分

※東京駅八重洲口からはタクシーでおよそ15分

日枝神社(千代田区)

江戸時代、徳川家の産土神として崇敬されたと言われています。

「西城御出産の御祈とて。(中略)山王の社には銀五十枚。」(『徳川実紀』元文二年二月)とあるように、将軍世嗣・お子様の出産の折には、「無事出産」を祈祷されていたと言われる神社です。

また、猿は日枝神社の神様のお使いであり、古くから「御神猿(ごしんえん)」として信仰され「まさる(魔が去る)」と親しまれ、犬とともに分娩の軽い動物として、あやかられていたとのことです。

そこから安産祈願として有名になったみたいですよ*

アクセス

  • 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5
  • 千代田線 赤坂駅徒歩3分、南北線・銀座線 溜池山王駅徒歩3分

亀戸天神社(江東区)

亀戸天神社は学問の神様として知られる菅原道真を祀っている神社です。

古くから下町の天神さまとして信仰を受けてきました。

天神さまである菅原道真は夫人との間に14人の子どもをもうけていたことから、亀戸天神社は子宝・安産・立身出世にもご利益があると言われております。

祈祷後は「安産御守護」と腹帯(岩田帯)をいただけるとのことです。

スカイツリーが背景に写る写真映えスポットもございますよ*

アクセス

  • 〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目6−1
  • JR総武線 錦糸町駅または亀戸駅より徒歩15分

七社神社(北区)

七社神社は仲哀天皇・応神天皇を御祭神としてお祀りしている神社です。

こちらでは2つのご利益のある場所がございますのでぜひチェックして下さいね。

1つ目が子守犬 こま犬です。

ふところに抱かれている子犬の頭を撫でることでも安産のご利益にあずかると云われ、左の子犬を撫でると女の子が、右の子犬を撫でると男の子の子宝に恵まれると云われています。

2つ目は腹籠りの椎です。

境内入口そばにある椎木は、子を宿した妊婦さんのお腹のように膨れており、ここを撫でることで子宝・安産のご利益にあずかると云われています。

椎木は実(どんぐり)を多くつけることから、子孫繁栄・生命力の象徴ともされているとのことです。

七社神社では本殿で行う昇殿祈祷は予約制とのことです!

参拝前に必ず確認をお忘れずに*

アクセス

  • 東京都北区西ヶ原2-11-1
  • 東京メトロ 南北線「西ヶ原」駅 徒歩2分
  • JR京浜東北線「上中里」駅「王子」駅 徒歩10分
  • 都電荒川線「飛鳥山」駅 徒歩5分