青森県へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!青森県の魅力や基本情報、おすすめの市町村などを紹介しています。それに加えて、移住支援情報や就業支援情報についても解説します。青森県に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

青森県ってどんなところ?

人口 推計人口: 1,249,000人 (2019年6月1日)

青森県の特徴や歴史(歴史がある自治体であれば)

本州最北に位置する青森県。ねぶた祭り、あたたかみのある津軽弁などのご当地ことば、りんごや大間のマグロなど、豊かな文化と名産品で知られています。旧石器時代から人が住み、最古とされる土器が見つかった大平山元遺跡や大規模集落跡の三内丸山遺跡は「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひとつとして世界遺産に登録されました。江戸時代には津軽氏と南部氏がそれぞれ別の領地を治めたことから、現在にいたっても地域性が大きく二分されていることも特徴です。青森県は全国でも有数の農業産出県であり、高い食糧自給率を誇ります。八戸漁港では水揚げ日本一のサバやイカをはじめ多くの海産物が水揚げされており、一次産業が非常に盛んな県です。

高速道路や新幹線、空港へのアクセスの良さ

青森県では多くの地域で自家用車が必須と言えるでしょう。東北自動車道や八戸自動車道をはじめとする高速道路・自動車専用道路が県内を縦横に走っています。県内の新幹線駅は、新青森駅・七戸十和田駅・八戸駅の3つがあります。青森空港のほか、県東部の三沢市に空港があり、いずれも羽田空港へ1時間20分ほどです。

その他の情報

青森県の年平均気温は11℃程度と、年間を通して冷涼な気候です。県内全域が豪雪地帯に指定されており、特に津軽地方は冷たく湿った空気が奥羽山脈にぶつかり多量の雪を降らせます。一方太平洋側では冬は乾燥した晴天が続き、夏はヤマセの影響を受けて低温・多湿になります。2つの半島に囲まれた陸奥湾、日本海側には白神山地や津軽半島、八甲田山を挟んで太平洋側には下北半島と、変化に富んだ自然が見られます。また青森県は温泉地数や湧出量が全国上位であり、各地に名湯があります。自然に囲まれてのびのびと子どもを育てたい人には最適な環境でしょう。豊かな農産物や水産物がとれ、魚介類の消費量が多い点も、食育に関心のある人には魅力かもしれません。また、台風はめったに上陸しませんし、豊富な水資源がありながら河川氾濫のような自然災害が少ないことも安心材料ですね。

青森県の移住支援・就業支援制度

青森県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

青森県の移住支援制度を紹介します。県が行う施策の他、各市町村の支援制度があり、青森県移住・交流ポータルサイト「あおもり暮らし」の下記ページから検索できます。

定住サポーター

定住サポーターは、青森県への移住者に、移住や生活に関する支援を行っている団体です。自治体や法人、地域団体などで構成されており、定住支援・就業支援、交流会など、さまざまなサービスや情報が提供されています。下記Webサイトから、エリアやサポート内容で絞り込んで探すことができます。

あおもり移住俱楽部

あおもり移住倶楽部は、県外在住者や二拠点居住者で青森県への移住に関心のある人を応援する会員制度です。会費は無料で、移住関連情報の提供を受けられるほか、会員証を提示すると協賛事業者で割引やサービスなどの特典を受けられます。特典内容は、移住準備のための宿泊やレンタカー、不動産仲介手数料や住宅の施工代金、引越しなど多岐に渡り、移住前後にたいへん役立つでしょう。

あおもり移住起業支援事業費補助金

東京圏から移住し地域課題を解決する社会的事業を創業・承継する人に、経費の一部を補助する制度です。転入直前1年間以上連続かつ10年間のうち通算5年以上、東京23区に在住または東京圏から23区内に通勤していた人が対象となります。補助対象事業は、地域活性化やまちづくり、交通や買い物弱者支援、Society5.0関連業種など、社会性・事業性・必要性といった要件を満たすもので、審査を経て決定されます。補助金額は人件費・店舗賃借料・設備費など対象経費の1/2、上限200万円です。公益財団法人21あおもり産業総合支援センターが運営しています。