本人コメント

◎ミズイユミ(ミオコ役)

ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作に2名の日本人女優が抜てき! 主演を務めるのは、3姉妹バンド「ハイム」のメンバーと、あの名優の愛息子
(画像=tvgrooveより引用)

パンデミック真っ只中での撮影でしたが、クルー全員が色々な面で気を配って下さっていたので安心して撮影に挑めました。 一言でポールさんのことを語るのは難しいですが、私の話を真剣にしっかり目を見て聞いてくださる方でしたし、短時間で私の全てを知られてしまったような不思議な感覚を覚えています。心地よい現場でしたし、スムーズにシーンが撮れました。 クーパーくんは、誰もが一瞬で好きになってしまう子だと思います。

私の大好きな監督ポール・トーマス・アンダーソンの作品だと知らずにオーディションしたので、受かったと連絡が来たときは、パンデミック中だったので撮影があるということだけでも驚きました。ポールさんの作品だと知ったときは飛び回って喜んで興奮が収まりませんでした!まさか夢にも彼とお仕事できると思っていませんでしたし、作品に日本人を起用するということ自体驚きでした!彼は日本が大好きなので、こだわりをもってキャラクターやシーンを描いています。ぜひ一人でも多くの映画ファンの方に観てもらいたいです。

◎安生めぐみ(キミコ役)

ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作に2名の日本人女優が抜てき! 主演を務めるのは、3姉妹バンド「ハイム」のメンバーと、あの名優の愛息子
(画像=tvgrooveより引用)

ポール監督は気さくで日本人の私にもとても丁寧に接してくれたので、思ったよりもリラックスして臨めました。出演は長いシーンではありませんが、意欲的にいろいろ試し、何度もテイクを重ねて時間をかけてくれました。アラナさんは、音楽の分野ではすでにスターでありながら、同級生のような親しみやすさで明るく飾らず、自然体に振る舞う姿がとても魅力的です。現場には彼女のバンド「Haim」の姉妹が来ていて、仲良さそうにはしゃぐ姿も印象的でした。 私も音楽が大好きなので、アラナと共演できて本当に楽しく幸せでした。

独自のパンチの効いた作風で、世界中の観客をも魅了してきたポール監督の作品に、日本人女優として出演できて本当に光栄ですし、私の長年の夢を叶えてくれた監督でもあるので、感謝してもしきれません。彼の長年のパートナーであるマヤ・ルドルフさんの義理のお母様が70年代から米国でも活動してきた日本人ジャズ歌手の笠井紀美子さんで、役名の「キミコ」は彼女にちなんで名づけられています。マヤさんも日本語を話せますし、監督からも日本への理解と愛を感じます。日本での公開時は、楽しんで頂けましたらうれしいです。



提供・tvgroove


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