実家暮らしだから断られるのではなく、親への依存が足かせに

 歯に衣着せぬ婚活アドバイスや成功体験談が日々更新されている婚活応援ブログ「結婚物語。ブログ」の“中の人”であり、結婚相談所「結婚物語。」のチーフアドバイザー・仲人Tさんに、女性はどこからスペック的に厳しいのか本音で語ってもらいました。

「結婚して家庭に入りたい」女性は結婚できない “婚活の現実”をプロが明かす
(画像=『女子SPA!』より引用)

「転職活動中は別として、無職の女性から入会の相談をされても、結婚相談所での結婚は厳しいということははっきりお伝えします。   ただし、とにかく入会してもらいたい結婚相談所ならそのまま入会させてしまうかもしれませんね。  

昔に比べ『男性の希望年収は1000万円以上』『働きたくないので男性に養ってほしい』という女性はかなり減っています。男性も『自分よりずっと若くて美人なら専業主婦でもOK』という考えをお持ちの方はあまり見かけなくなりました。今は高年収男性でも共稼ぎ希望の女性を選ぶ傾向にあります。  

どこからが低スペックかですが、もちろん結婚相談所にも実家暮らしの女性はいますが、実家暮らしだからお見合いを断られることはありません。ただし、比較すると一人暮らしと実家暮らしでは一人暮らし女性の方が成婚しやすいです。親に婚活相談して、親が娘の婚活に口出しをするようなケースだと厳しくなりやすいです」

喫煙者、バツイチ子持ち……どこまで許容できるのか

「結婚物語。」では、40代無職女性が結婚相談所で出会った男性と成婚退会されたことがあったそうです。

条件の厳しい女性がもし婚活をするとしたら、どういう戦略があるのでしょう。仲人Tさんに秘訣を教えてもらいました。

「結婚して家庭に入りたい」女性は結婚できない “婚活の現実”をプロが明かす
(画像=『女子SPA!』より引用)

「相手の男性に『この女性は申し込んだら受けてもらえそう』と思わせるプロフィール作りが重要になります。結婚相談所のプロフィールは自分で書く自己紹介文の他、他己紹介の担当者PRの欄があります。

担当者PRの欄に『恋愛経験も少ないのでご縁があった方とお会いしていきたいそうです』『お相手の年収、学歴、身長にこだわりがありません。それよりお人柄重視で探していらっしゃいます』など、申し込みのハードルが下がりそうなことを書いておきます。

自己紹介文で書くと卑屈に見えかねないところも仲人が紹介しているように書くと、許容範囲が広い包容力がある女性という印象作りも可能です。  また条件が不利な女性は申し込み数が少ないので、自分からどんどん申し込むことが重要になります」