山寺や上杉神社、出羽神社などをはじめとする山形の神社・お寺の中から、トリップノートの4万7千人の旅行好きトラベラー会員(2019年10月現在)が実際に行っている山形の人気寺社ランキングをご紹介します!
1位:山寺
山形市にある天台宗の寺院「立石寺(りっしゃくじ)」は、通称「山寺」として親しまれている、山形を代表する寺院です。一度は耳にしたことがあるでしょう、俳人「松尾芭蕉」が詠んだ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」は、まさにこの地で詠んだ句。山寺を象徴する小さな赤いお堂は「納経堂」と言い、書写の法華経を奉納する場所です。山寺は奥の院までは1,000段もの階段をのぼる必要があり、納経堂があるのは900段ぐらいの場所になります。
2位:上杉神社
明治9年(1876年)に米沢城本丸奥御殿跡に建てられた、上杉謙信公を祀る神社です。大正8年(1919年)の米沢大火で多くの建物が消失してしまいましたが、国の援助などにより大正12年(1923年)に現在の神社が完成しました。
上杉謙信の命日である4月29日(旧暦3月13日)に例大祭が行われ、5月3日までは、米沢に春を告げる恒例のお祭り「米沢上杉まつり」が開催されます。このお祭りでは、最終日に松川河川敷で行われる「川中島合戦」が大きな見どころ。
3位:出羽神社(三神合祭殿)
羽黒山、月山、湯殿山は総称して出羽三山と呼ばれ、古くから修験道の山と言われてきました。そのうちの月山、湯殿山へは冬の間、積雪で参拝できないことから、羽黒山に三神を祀る三神合祭殿があります。こちら1か所を参拝すれば、3か所の神様の参拝をしたことになるのです。時間がない方、体力に自信のない方にもおすすめ。
4位:亀岡文殊堂
丹後(京都)の切戸の文殊、大和(奈良)の安倍の文殊とともに日本三文殊の一つとされ、合格祈願や学業成就にご利益があるとされています。受験シーズン前には「受験合格米」の祈祷式が行われたり(お米は県内のスーパーで購入可能)、「知恵の鉛筆」を購入できるなど、多くの受験生も参拝に訪れます。