常設展示を順路通りに巡ってみよう!

 ここからは館内の常設展示の見どころを、順路に従ってご紹介!実際に遊びに行った時のイメージを膨らませたり、どこで見るのがベストか参考にしてみてください。※生き物の体調などにより、展示内容が変更になる場合があります。

アクアゲート

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=色鮮やかな熱帯魚たちと一面ブルーの世界がお出迎え、『あそびのノート』より引用)
【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=背景が深い青なので、より水中にいる雰囲気を演出している、『あそびのノート』より引用)

 最初に訪れるのは「アクアゲート」。トンネル状の水槽に、サクラダイやキンギョハナダイ、アカネハナゴイなど色とりどりの魚たちが泳ぎます、

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=背景色とあいまって、まるで空を飛んでいるかのように泳ぐ姿が印象的なクロガネウシバナトビエイ、『あそびのノート』より引用)

 また頭上をみあげると、悠々と泳ぐクロガネウシバナトビエイの姿も。トンネルをくぐりながら、これからはじまる海中の旅へいざなわれているような感覚です。

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=ジンベエザメに混ざってイトマキエイも、『あそびのノート』より引用)

 アクアゲートを抜けると、ジンベエサメやイトマキエイのオブジェと一緒に写真を撮影できる、ちょっとしたフォトスポットも。ここではスタッフさんが無料で撮影してくれます。

日本の森

 アクアゲートを抜けると、屋内とは思えないほどみずみずしい緑と水のにおいが。ここは「日本の森」。エリア内には木々が植えられ、勢いよく流れる滝の音や、はじける水のしぶきから出るマイナスイオンを感じられます。ここでは日本の森林が再現されており、日本の水辺に暮らす生きものや、渓流に暮らす魚たちなどを鑑賞できます。

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=木のくぼみにスッポリと収まって眠るコツメカワウソ、『あそびのノート』より引用)
【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=起きているときは水浴びをしたりお食事をしたりと、自然体に生活するコツメカワウソの姿を見られる、『あそびのノート』より引用)

特に人気なのはコツメカワウソ。訪れたときは残念ながら眠っていましたが、木のくぼみにすっぽりとはまって眠る姿も愛らしいです。

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=ゴイサギは夜行性で夜に「クワッ」とカラスのような鳴き声を出すことから「ヨガラス(夜烏)」とも呼ばれる、『あそびのノート』より引用)

 またオシドリやゴイサギといった日本の水辺に生息する鳥たちも人気。まんまるフォルムのオシドリは愛嬌たっぷりです。一方でゴイサギはキリッとした立ち姿がどこか凛々しい。

アリューシャン列島

 続いて訪れたのは「アリューシャン列島」。冷たく厳しい環境の海で暮らす生きものたちの姿を間近に観察できます。

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=エトピリカの羽毛は防水性があり、水に浮いていても濡れないのが特徴、『あそびのノート』より引用)

 なかでも筆者のオススメはこちら!「エトピリカ」という鳥類の仲間です。葉加瀬太郎の曲に同名の名曲があるので、名前だけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。エトピリカの名前の由来はアイヌ語で“くちばし”を表現する「etu」と美しい「pirika」を掛け合わせた言葉です。その名の通り、鮮やかなくちばしと目の後ろから生えた美しい飾り羽(夏羽)が特徴。プカプカと水に浮く姿がめちゃくちゃキュートです。