特設水槽

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=近くで見るとかなり大きくて迫力満点のマンボウ、『あそびのノート』より引用)

 特設水槽は、時期によって展示内容の変わる水槽です。海遊館のスタッフが、年間を通してその時々で見てもらいたい注目の生きものたちを展示します。取材時(2019年4月)は、3匹のマンボウが悠々と泳いでいました。近くで見るとなかなかの迫力。とぼけた顔でのんびり泳ぐ姿がどこか癒されます。

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=ゆらゆら泳ぐアオリイカたちは、初夏から夏にかけて産卵期に入り、産卵後は寿命を迎える。、『あそびのノート』より引用)

マンボウと一緒にアオリイカも泳いでいます。どちらもふわふわのんびりと泳ぐので、見ていて癒されますね。

チリの岩礁地帯

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(画像=普段よく見る「煮干し」は、このカタクチイワシで作られたものが一般的、『あそびのノート』より引用)

 群れをなして泳ぐ姿が迫力満点の「カタクチイワシ」を見られる「チリの岩礁地帯」。小さくか弱そうなイワシたちが群れをなして泳ぐ姿は生命の力強さすら感じさせられます。

クック海峡

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(画像=大きなアカウミガメが悠々と泳ぐ姿は気持ちよそう。ゆっくりと目の前を泳いでくれるので写真も撮影しやすいですよ。、『あそびのノート』より引用)
【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=ハリセンボンのような見た目ですが、棘を動かすことのできないポーキュパインフィッシュ。、『あそびのノート』より引用)

ニュージーランドの北島と南島の間にあり、タスマン海と南太平洋をつなぐ海峡「クック海峡」。非常に冷たい海水が特徴的な海です。水槽内ではクック海峡に生息する生きもの中からアオウミガメやブルーマオマオ、レッドピグフィッシュ、ポーキュパインフィッシュなどの特徴的な生きものたちが見られます。

日本海溝

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(画像=タカアシガニのオスはハサミ足を広げると3m以上にもなることも、『あそびのノート』より引用)

 「日本海溝」水槽では、日本海溝の斜面部水深200~400mに生息しているタカアシガニを中心に展示。深海に暮らす不思議な生きものたちの姿を間近で観察してみましょう。タカアシガニの足元にいるトゲトゲの生きものはイガグリガニです。

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(画像=ゆっくりと水底を泳ぐチゴダラ、『あそびのノート』より引用)

 タカアシガニやイガグリガニのほかにも、水深1000mの砂泥底に生息するチゴダラや水深100mに生息するツボダイなどが泳いでいます。水深1000mの世界…想像できないですよね。

海月銀河

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(画像=天井を見上げると星々の光も再現されています。、『あそびのノート』より引用)

 2018年3月にオープンした新クラゲエリア「海月銀河」。ひとたび展示エリアに足をふみいれると、暗がりの中にふわふわと漂うクラゲの姿が浮かび上がり、まるで宇宙空間にいるかのような気分に。クラゲの魅力を引き出すために、エリアの壁や床を真っ黒にし、照明なども極力最小限に抑えることで、クラゲの繊細で美しい姿をハッキリとみられるように工夫されています。海月銀河は期間限定ではなく常設展。いつ訪れても幻想的な世界を楽しめますよ。

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=写真では伝わりづらいが、七色の光が高速で点滅する幻想的なカブトクラゲ、『あそびのノート』より引用)

 発光するクラゲも…!?これはカブトクラゲ。実はカブトクラゲは発光しているわけではありません。カブトクラゲのもつ細かいヒレ(しつばん)に光が反射して、まるで発光しているかのように見えます。

【取材レポ】海遊館へ行ってきた!館内の魅力から遊びに行く前に知っておきたい情報まで
(画像=まさにクラゲの銀河のような世界観が表現されている、『あそびのノート』より引用)

 ライトアップされた円形水槽の中を漂う姿も幻想的で美しいですが、大きな水槽に大量のミズクラゲが泳ぐ一角もオススメ。

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(画像=暗さとライティングにより細く長い触手の美しさが際立つ、『あそびのノート』より引用)

 長く伸びた触手がゆらめきなんとも幻想的なアカクラゲ。触手の長さは2m以上にもなるというので驚きです。