ハンドクリームを作るコツや注意点
湯せんの温度は低めにする
湯せんしてバターを溶かす時には、できるだけ50度以下の湯せんで行います。 湯せんの温度が高すぎると、バターが温まりすぎてしまい、バターやオイルの有効成分が変質してしまい、美肌効果が低くなってしまいます。
高温度で湯せんすることで、ハンドクリームとして使えなくなるわけではありませんが、成分をしっかり残すためには湯せんの温度に注意が必要です。 どうしても湯せんの管理が面倒で嫌だ、という方は湯せんせずに、オイルとバターを混ぜ合わせるだけでも構いません。
ただし、混ぜただけの場合は、見た目が悪くなることと、肌触りが滑らかでなくなること、十分に混ざるまでバターが固いので混ぜにくいことがデメリットとして挙げられます。
アロマオイルでアレンジのコツ
基本のハンドクリームでは、オイルやバター自体のほのかな香りはありますが、特に強い香りはついていません。 お好みのアロマオイルを基本の分量に2~5滴追加すると、香りとそれぞれのオイルの効果を追加することができます。
ラベンダーならリラックス効果、グレープフルーツなら集中力アップ、ゼラニウムは鎮静効果、レモンは抗菌作用と沈静効果などがあります。
アロマオイルを追加して作る場合のコツは、香りを逃がさないように作ることです。オイルを追加して混ぜる段階で、アロマオイルを入れることで、アロマオイルを加熱させず、香りを逃がさず作れます。
バターとオイルの配合は絶対?
今回は基本のべたつかず保湿性の高いハンドクリームの分量と作り方を紹介しましたが、実はこの分量を絶対に守らなければならない訳ではありません。
好みのハンドクリームの硬さやしっとり具合などは人によって様々なので、何度か作るうちに好みの硬さや手触り、分量を探っていただけたらと思います。
植物オイルもバターもそれ単体でハンドクリームの代わりにすることができるものですから、計量が多少雑でも問題ありません。作る時にバターやオイルを高温にしない、という点だけ守れば大丈夫です。
使用期限は1~2カ月が目安
手作りハンドクリームは、保存料が入っていないため、使用期限が市販のハンドクリームよりも短いです。 ムルムルバターで作ったハンドクリームの場合、常温で保管・使用の際は1ヵ月を目安に使い切ってください。冷暗所で保管する場合は、2~3カ月が目安です。
シアバターで作ったハンドクリームは、常温で保管・使用の際は2カ月を目安に使い切ってください。冷暗所で保管する場合は、3~4カ月が目安です。ムルムルバターよりもシアバターのハンドクリームの使用期限が長いのは、シアバターがビタミンEが豊富で酸化しづらく、保存料の代わりになるためです。
雑でも大丈夫!しっとりべたつかないハンドクリーム
ハンドクリームは、ムルムルバターやスイートアーモンドオイルといった、べたつきにくい材料を使えば、保湿性が高くしっとりするのにベタベタしないという、理想のハンドクリームを作ることができます。植物オイルを好みで混ぜたりアロマオイルを追加するなどして、ハンドクリームの効果を増やしても良いでしょう。
湯せんの温度とバターを溶かす時の注意点さえ守れば、分量もお好みで変えて問題ないもののため、材料さえそろえば作ることへのハードルはかなり低いアイテムです。気軽に作れるハンドクリームに、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
提供・BELCY
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