せっかく購入したきれいな革靴であれば、いつまでも大切に使っていきたいものですよね。そういった方向けに、革靴にシワができてしまった場合の、シワの取り方や伸ばし方などといったお手入れ方法を紹介していきます。革靴も定期的にお手入れしていくことで長持ちするので、是非参考にしてください。
革靴のお手入れ、シワ取りは最初が肝心！
最初のお手入れが革靴の寿命を伸ばす
革靴のお手入れやシワの取り方については、まず革靴を買った直後のお手入れが肝心になってきます。誰もが購入したままの状態で履いてしまいがちですが、最初のお手入れに革靴の寿命を伸ばす秘訣があるので、覚えておいてください。
革靴を購入した直後というのは、当然きれいな状態ですし、お手入れなんて面倒くさいと思ってしまうかもしれませんが、貴方の足元を飾る大切なアイテムとなるので、是非お試しください。
靴クリームを塗って脂分を補給
新しい革靴を購入したら、まずは、履く前にクリームを塗って脂分を補給しましょう。そうすることで、靴の表面に薄い保護膜を作ることができます。革靴にシワができたり、劣化したりするのは、靴の乾燥が原因となりやすいので、まずクリームを塗ることで、その原因を取り除いてあげることが重要です。
購入した時点では、すでに靴は乾燥した状態となっています。だからこそ、この簡単なお手入れ方法を行うことで、シワを防いだり、革靴の寿命を延ばしたりしてくれます。是非取り組んでみてください。
通気性の良い場所に保管
革靴にクリームを塗り終えたら、それを靴全体にまんべんなく広がるようにお手入れしていきましょう。まんべんなくクリームが行き届いたら、乾いた布で靴全体を拭いておきます。最後に防水スプレーをかけて、陰干しをしておきましょう。
陰干しまで終わったら、いよいよ保管です。この保管も重要なポイントで、通気性の良い場所に保管するようにしましょう。通気性の悪い場所に保管してしまうと、革靴の痛みを早めてしまったり、シワができやすくなったりしてしまいます。シワ対策のためにも、通気性の良い場所を確保しておきましょう。
革靴を履いた後にシワを伸ばすお手入れ方法
ブラッシングで汚れを落とす
ここからは、革靴を実際に履いた後に行う簡単なシワの伸ばし方について紹介していきます。革靴を履いていると、どうしてもシワができてしまうものです。そのシワを簡単に伸ばしてくれるお手入れ方法を覚えておきましょう。
まず、シワの伸ばし方としてオーソドックスなのは、ブラッシングによるお手入れ方法です。これは簡単に行うことができるので、できれば革靴を履いた時には毎回行うと良いでしょう。
それほど長時間行う必要はなく、回数をこなすことの方が大切になってきます。1週間分をまとめて長い時間かけて行うよりは、毎日5分でも良いので、コツコツと行っていくことで、シワ対策につながっていきます。
シューキーパーで形を整える
ブラッシングが終わったら、シューキーパーで形を整えましょう。シューキーパーは、シワの取り方としても一般的で、靴に入れておくだけで、確実にシワを取って形を整えてくれるので、おすすめのアイテムです。
シューキーパーを使わないと、せっかくクリームや布でシワを取っても、それを維持し続けられず、またシワができる原因にもなってしまいますので、是非用意しておきましょう。
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とにかく通気性の良い場所に保管
シワの取り方や、伸ばし方にはクリームを塗ったり、シューキーパーを使ったりするなど、さまざまな作業が必要となってきますが、とにかく保管場所が一番のキーポイントとなってきます。それは、保管されている時間が一番長いからです。
通気性の悪い場所に保管しておくと、どんどん靴が傷んでしまい、せっかく綺麗に磨いたり、シューキーパーで形を整えていたりしても、あっという間に寿命を迎えてしまいます。
それくらい革靴の保管場所には注意を払ってください。愛用の靴を長く履き続けるための秘訣にもなるので、最適な保管場所を確保するようにしましょう。
革靴の選び方にもシワの伸ばし方の秘訣がある！
革靴を選ぶ際に見るべきポイント
シワの取り方や伸ばし方について紹介していますが、そもそもシワの付きにくい革靴を選んでしまえば、そういった心配も多少緩和されることになります。一口に革靴と言っても、色や形、素材、材質も様々なものがあります。
どんな素材や材質の革靴を選ぶかによって、その後のお手入れが簡単でら気にできるのかにも関係してきます。こういったことを頭に入れて、革靴選びを進めていくことで、シワが付きにくい愛用の革靴を手に入れることができます。
シワが付きにくい革靴を選ぶ
シワが付きにくい革靴を選んでしまえば、その後のお手入れも楽になってきます。例えば、皮の質が硬いものはクッキリと跡がつくので、どんなに頑張っても、簡単にはシワが取れません。むしろ反り返りや後履きシワからひび割れにつながるリスクがあります。
こういった靴を選んでしまうと、いくらお手入れやシューキーパーの利用などを頑張って行っても、無駄な労力となってしまいます。そうならないように、購入の際の革質、材質チェックがポイントになってきます。
成牛の革は硬いので、仔牛や羊革の革が柔らかくておすすめです。また、革靴は徐々に伸びてくるので、少し小さめのサイズを購入することもポイントです。足のサイズに合っていない靴は、反り返りや余計なシワが付く原因にもなるので注意してください。
革靴をローテーション
革靴のシワを伸ばす方法は、お手入れや靴選びに力を入れるだけではありません。靴をローテーションすることで、シワ対策につながります。同じ靴ばかりを履いていると、シワの伸ばし方を頑張っても、取り除くのが難しくなってしまいます。
そういった意味で、靴をローテーションして履くことで、シワを完全に取り除くことはできなくても、シワの付き方を最小限にとどめることはできます。
おすすめは、一日履いたら二日は履かないことです。三足ほどの靴を交互にローテーションで履くことで、靴がきれいな状態で長持ちするようになります。そういった工夫が、靴の寿命を伸ばす秘訣となってきます。
