秋田県の子育て環境

秋田県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

秋田県の児童、生徒の学力は全国でトップクラスの成績です。平成31年度「全国学力・学習状況調査」(文部科学省)によると、公立小学校6年生の国語は1位、算数は2位です。家庭学習の習慣づけや、子どもたちが話し合って課題を解決していく探究型授業など、教育環境の整備が成果を上げており、全国の教育関係者から注目をされています。

この秋田県の教育を体験できる秋田型教育留学推進事業が実施されています(令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から受け入れを中止)。県外の小中学生が秋田県に短期、長期の留学をすることができます。

秋田県で住むならどこがいい?

秋田県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

秋田県内の住みやすいといわれる個性的な市町村をいくつか紹介します。気になる土地を見つけたら情報収集からはじめてみましょう。

秋田市の周辺に住むなら

秋田市は秋田県の県庁所在地で人口は約30万人。県外の企業の支社が数多く集中し、地域の行政、経済、産業の拠点となっています。 北東北にしては雪も少なく、過ごしやすい気候です。また秋田市中心部には飲食店、スーパーなども充実しています。秋田空港からは約20㎞、秋田空港リムジンバスが発着しています。1997年には秋田新幹線が開業しました。久保田城跡である千秋公園は、サクラ、ハス、紅葉など四季が楽しめる市民や観光客の憩いの場です。

公園内には国内外の観光客にも人気の高い、秋田犬にふれあえるスポットも開設しています。東北を代表する夏祭り、竿燈まつりは秋田市が会場です。移住支援も充実しています。子育て世帯移住促進事業補助金、若者移住促進事業補助金、東京圏移住支援事業補助金など。移住情報のホームページも見やすくまとめられています。

横手市

横手市は秋田県東南部、日本一広い盆地の横手平野中央部です。人口は県内2位の10万人。秋田県といえばよくイメージされる、雪が降り積もるかまくらは横手の風物詩です。湯沢横手道路や秋田自動車道が通り、秋田市へは車で1時間程度です。県内でも有数の自動車関連企業の集積地域です。

稲作のほか、ブドウやサクランボ、シイタケなど多くの農産物を出荷しています。2009年のB-1グランプリ優勝以来、横手焼そばが全国に知られるようになりました。移住者向けの制度は、県外から移住して起業する人に起業経費の50%(最大80万円)の補助がありますが、横手市で就職を考える人には「横手JOBナビ」がおすすめです。横手市の就職、企業情報が充実しています。

潟上市

潟上(かたがみ)市は秋田県の北西部に位置する人口約3万2000人の市です。面積は県内最小です。秋田自動車道、日本海沿岸東北自動車道が整備され、秋田空港からは車で30分程度です。海に面しイカやサケ、ハタハタなどの海産物が特産品です。沿岸部は秋田県内においても比較的温暖で、積雪量は少なめです。

米作り、野菜や果物栽培、酒造りも盛んです。秋田市の中心市街地へは車で約30分、電車で15分から25分ほどです。通勤通学や買い物などに便利で、近年では隣接する秋田市のベッドタウンとなっています。移住支援は、住宅リフォーム補助金、住宅ローンの特別金利の適用、潟上市創業支援事業補助金、あきた創業サポートファンドなどが用意されています。

大仙市

大仙(だいせん)市は秋田県の南東部に位置します。人口は約7万5000人。大曲市周辺の市町村が合併して誕生したので、866.79km2と広大な面積があります。東京駅から大曲駅まで秋田新幹線で約3時間半。大曲では毎年8月に全国花火競技大会が開催され、毎年数十万人も見物に訪れます。新潟県長岡市、茨城県土浦市とともに日本三大花火大会と呼ばれています。大仙市の移住定住支援制度は移住者住宅取得支援事業補助金、若者・子育て世帯家賃支援事業補助金、県外移住引越支援金、大仙市移住促進無料職業紹介所などがあります。

にかほ市

にかほ市は秋田県の南西部にある、県内唯一のひらがなの自治体です。人口は約2万3千人。南に鳥海山、西に日本海を臨み、由利本荘市や山形県酒田市と隣接しています。海岸線から秋田県と山形県の県境である鳥海山の山頂までは直線距離約16kmと短く、世界的に珍しい地理的特徴です。

降雪量は少なく秋田県内では春の訪れが最も早い温暖な地域です。市内には国道7号とJR羽越本線が走り、秋田県南西部の玄関口となっています。市外に住んでいた人がにかほ市に移住した場合、定住奨励金、宅地・住宅取得支援金、定住世帯温泉無料パスポートといった支援が受けられます。

能代市

能代(のしろ)市は秋田県の北部沿岸部にあります。人口は約4万8000人。県庁所在地の秋田市からは車で約1時間半ほどで、バスケットボールの強豪校、能代工業高校が有名です。(現在の名称は能代科学技術高校)。鹿児島県屋久島とともに日本で初めて世界自然遺産に登録された白神山地は車で約30分程。

週末に気軽に原生的なブナの森を散策できます。一方、市内にはショッピングエリアも点在し、買い物も不自由しません。能代市若年世帯移住定住奨励金、能代市移住支援無料職業紹介所、週間求人情報(ハローワーク能代で発行している求人情報)、「のしろ暮らす通信」の発行などで、移住者を支援しています。

まとめ

総務省統計局(平成28年社会生活基本調査結果)によると、秋田県は睡眠、食事などの自宅で過ごす時間が全国で一番長いそうです。雪が多い土地ですがその分春は鮮やかで、春夏秋冬の美しさが際立ちます。最近はリモートワークが可能になり、都会以外の土地に住む選択を考える人が増えています。移住先を検討するに当たって秋田県のゆとりある環境、自然の美しさは十分魅力的な要素ではないでしょうか。


提供・移住支援.com

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