日本三大温泉に数えられる名湯には一度は入ってみたいもの。この記事では「日本三大温泉」として有名な“日本三名泉”、“日本三古泉”に数えられる温泉地と、その温泉を気軽に堪能できる日帰り入浴施設を一挙にご紹介します!

1.日本三名泉【有馬温泉・草津温泉・下呂温泉】

三大温泉の説の中でも特に有名な「日本三名泉」。有馬温泉(兵庫)・草津温泉(群馬)・下呂温泉(岐阜)が三名泉に数えられています。

「日本三名泉」が初めて言及された書物として残っているのが、室町時代、京都の相国寺の僧侶・万里集九が記した『梅花無尽蔵』。その後江戸時代の儒学者・林羅山の詩文集でも日本三名泉についての記載が見られます。

古くから知られている名泉を一か所ずつ、おすすめの日帰り温泉施設とともに以下にご紹介します。

有馬温泉(兵庫)

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

日本書紀にも登場する由緒ある温泉地です。豊臣秀吉も有馬温泉を好み、記録に残っているだけで計9回も訪れているそう。レトロで風情のある温泉街にはお土産屋さんが並び、温泉街を流れる有馬川にはひときわ目をひく赤い欄干の”ねね橋”に、夜のライトアップが幻想的な”太閤橋”とふたつの橋がかかります。

おすすめの日帰り温泉施設

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(画像=ja.wikipedia.org photo By 663highland CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons、トリップノートより引用)

有馬温泉といえば、濃いオレンジ色のように濁った金泉が有名です。金泉を気軽に安く楽しむなら公衆浴場「金の湯」がおすすめ。金の湯の外には、無料で金泉が楽しめる足湯もあります。

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(画像=commons.wikimedia.org photo By 663highland CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons、トリップノートより引用)

また商店街から少し入った静かな場所には、有馬の炭酸泉「銀泉」が楽しめる「銀の湯」があります。金泉の濃さが苦手な方は、こちらのほうが良いかもしれません。

草津温泉(群馬)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

日本の風情ある温泉街の代表とも言える「草津温泉」は、観光地化しつつも地元の人とアットホームな交流も楽しめる温泉街です。毎分4,000リットルもの温泉が噴き出す”湯畑”が「草津温泉」のシンボル。この”湯畑”を中心に旅館やお土産店、カフェが並び、瓦を敷き詰めた情緒ある通りも存在します。

おすすめの日帰り温泉施設

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

草津温泉には18の共同浴場に、男女合わせて500平方メートルの広さがある「西の河原露天風呂」など、日帰りで楽しめる温泉施設が複数あります。そして湯畑の脇には檜づくりの東屋をかたどった足湯があり、24時間無料で利用できます。