僕だけがいない街のキャスト
ここからは『僕だけがいない街』に出演した豪華キャスト陣を一挙ご紹介します。名俳優陣もさることながら、子役達の超ストイックな役作りは必見!ストーリーの鍵を握る天才子役達の演技も映画の見どころの1つと言って良いでしょう。
僕だけがいない街のキャスト①藤原竜也
主人公・藤沼悟を演じたのは、演技派俳優として名高い藤原竜也さんです。事件などに遭遇すると、その原因となった時点に時を遡ってしまう”リバイバル”という能力を持っており、少年時代に起こった女児連続誘拐殺人事件の真相に迫ります。
物語の始まりの内気な性格から、勇敢に犯人を追い詰めている心情の変化を見事に演じでおり、絶叫しているシーンは藤原竜也ワールド全開で迫真の演技を魅せてくれています。
僕だけがいない街のキャスト②有村架純
ヒロイン・片桐愛梨を演じたのは人気女優の有村架純さんです。明るくいつも前向きで、心を閉ざした悟に希望をもたらし、成長するきっかけを作った女性でもあります。しかし実は、父親が万引きの冤罪で捕まり、そのことで両親が離婚するという悲しい過去を持っています。
有村架純さんは、愛梨の明るく悟を支える姿を上手く演技に落とし込んでいました。自分が演じたヒロインについて「愛梨は親が離婚して寂しさや痛みを経験しているから、悟の孤独な部分を感じ取ることができたのでは」と語っています。
僕だけがいない街のキャスト③石田ゆり子
悟の母・藤沼佐知子を演じたのは、女優の石田ゆり子さんです。佐知子は、誘拐事件の犯人を目撃したことで殺されてしまいます。おっとりしているように見えますが、鋭い洞察力があり、物語ではいち早く犯人に疑いの目を向ける人物です。
少年時代の悟が加代を助けようと奮闘する姿を、優しく見守る母を丁寧に演じています。石田さんが演じる、佐知子の可愛らしい北海道弁にも注目です。
僕だけがいない街のキャスト④及川光博
悟の小学生時代の担任教師・八代学を演じたのは、個性派俳優の及川光博さんです。児童たちから好かれている教師ですが、裏の顔は女児連続誘拐殺人事件の真犯人という重要な役どころです。
「1人ぼっちの子どもを孤独から救うために殺す」という歪んだ正義感を持っており、温厚で優しい担任教師から冷酷な殺人犯に変る姿を見事に演じています。
僕だけがいない街のキャスト⑤鈴木梨央
両親の虐待を受け、尚且つ女児連続殺人事件の被害者となる少女・雛月加代は、天才子役の鈴木梨央さんが演じています。物語のキーパーソンとなると少女で、両親から虐待を受けているという難しい役どころを、ベテラン女優顔負けの演技力で観ている人を惹きつけました。
僕だけがいない街のキャスト⑥中川翼
小学生時代の悟を演じたのは、オーディションで300人の競争を勝ち抜いた中川翼さんです。当時11才であり、悟の少年時代の年齢と同じです。小学生の外見ながら28歳の心を持つという難しい役柄を見事に演じ、全く違和感を感じさせないさりげない演技が高く評価されました。
僕だけがいない街の原作と映画の違い
『僕だけがいない街』、実は結末を含め、原作と映画では結末を含め異なるところがあります。映画は”悟の死”という残念な結末でしたが、映画が作られていたのが原作がまだ雑誌連載中ということもあり、結末が違うのは分かっていました。原作と映画の違いをチェックしてみましょう。
原作と映画の違い①八代学の過去
女児連続誘拐殺人事件の真犯人”八代学”ですが、映画では孤独な子供を救う為に殺人を繰り返しているという設定のみで、あまり過去に触れられていません。原作では、八代が何故このような歪んだ感情を持つようになったのか、そのきっかけとなる過去の出来事が詳しく描かれています。
少年時代、兄に虐待を受けておりその兄を殺したこと、仲間の屍の上に立ってでも生き延びたハムスターにスパイスと名付けて飼育したこと、そして人間の頭上に”蜘蛛の糸”が見えるようになったこと…。
様々な要因が重なった結果、「他者の死とその死に抗う姿」に生の喜びを見出すようになり、それを得るために数々の事件を起こしていたのです。
原作と映画の違い②悟が植物状態に
映画では、八代の犯行に気付いた悟は橋から落とされ、その瞬間リバイバルが起こり、ピザを配達していた時に事故に遭い入院していた日に戻ります。これは、映画オリジナルの展開であり、原作は大きく異なります。
原作では悟は八代に湖に落とされ、植物状態となります。そしてそのまま15年間眠り続けた後に目を覚まし、八代と決着をつけに行くことになります。
原作と映画の違い③結末・悟が死なない
映画では、悟が死ぬという悲しい結末でした。原作では、植物状態から目覚めた悟は、決着をつける為に八代に会いに行きます。八代に向かってタックルする悟。2人とも吊り橋から落ちてしまいますが、賢也と澤田が池のボートで待機しており悟を救出、八代を取り押さえます。
それから7年、八代は犯行を洗いざらい自供し、確定死刑囚となっていました。悟は漫画家として成功しアニメ化も決定、順風満帆な人生を送っています。そしてラストは、河川敷で愛梨と出会い…。ここで物語は完結します。原作では悟は死なず、映画と違って、ハッピーエンドでした。
原作と映画の違い④タイトルの意味
映画と原作とでは、内容が異なることでタイトルの意味まで解釈が変わってきます。映画では、悟が亡くなっても関わった人達の中には悟の生きた証が残されており、“自分がいない中でも前向きに生きて欲しい”といった、悟の想いが込められていると考察できます。
一方原作の悟は植物状態となり、15年間の空白が生まれました。その間、世の中は”僕だけがいなかった街”になったのです。悟が目覚めることができたのは周りの支えによるものなので、“僕がいない街で皆がここまでしてくれたことに感謝する”といった意味が込められているのかもしれません。
僕だけがいない街は感動できるサスペンス映画
映画『僕だけがいない街』のあらすじや原作漫画との違いを解説しました。展開をドキドキさせるサスペンスでありながら、必死に大切な人を守ろうとする悟の姿には感動すること間違いありません!
『僕たちのいない街』は、原作の漫画、映画以外にもドラマやアニメ化もされています。それぞれ違った楽しみ方ができるので、是非見比べてみてはいかがでしょうか。
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