標高550mの山あいにある小さな町、吹屋。銅とベンガラで栄えた小さな町は、全体が赤い瓦や壁で統一されていてとっても美しい町並みが広がります♪タイムスリップしたような町並みには、映画やテレビのロケで使われた建物があったりと、懐かしい風景にほっこり。失われつつある日本の古き良き風景を、吹屋に探しに行ってみませんか。
1. 吹屋ふるさと村
銅山と赤色塗料「ベンガラ」で栄えた町、吹屋地区。「こんな山奥に観光地があるの?」というような所に、ベンガラ塗りの建物が沢山。一見の価値ありです。
郵便局もベンガラ色、商店の佇まいも趣いっぱい。まるで昭和時代へタイムスリップしたかのよう。古民家カフェでご当地の高萩紅茶をいただきながら、昔の風景に思いをはせるのはいかがでしょう♪
レトロなボンネットバスに乗ってふるさと村を回ることもできますよ。(土日祝日のみ運行。詳しくはHPにてご確認ください)
2. ベンガラ館
明治時代のベンガラ工場を再現した博物館です。当時の器具が忠実に再現されているのにはびっくり!ベンガラの製造工程も詳しく分かります。ゆっくり見ても30分あれば十分見られる施設。
ベンガラの歴史を知りたい方はぜひ訪れてほしいスポットです。お隣の陶芸館では、ベンガラで絵付けされた九谷焼や伊万里焼も見られて陶芸体験もできますよ♪
3. 旧片山家住宅
ベンガラの製造&販売を手がけて栄えた豪商、片山家のお屋敷。平成18年12月には国の重要文化財に指定されました。通りに面して、ベンガラ屋の店構えをのこす主屋と、なまこ壁が特徴的な宝蔵が並び建ち、主屋の後ろに米蔵や弁柄蔵などが連なっています。重要伝統的建造物群保存地区である吹屋を代表する重要な建物です。
4. べんがら屋
ベンガラ村の入り口近くにある古民家のお土産屋さん。ベンガラ染めの和紙&便箋、ベンガラ焼の器やタオルマフラーなど、お店にはベンガラ関連の商品がいっぱい!自分用にも贈答用にもついつい買いたくなる小物があるので、旅の思い出にぜひ♪