俳優のトム・ホランドが、ハリウッドでキャリアを築くうえでの、プレッシャーについて明かしている。

主演をつとめる最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のPRをかね、「GQ」誌のインタビューに答えたトム・ホランドは、俳優という世界に足を踏み入れたきっかけと、新たなプロジェクトに参加することへの不安や恐怖を告白した。

「子どものころ、自信があるように見せかけていた。あれは全部ウソだったんだ」と語ったトムは、「本当のところ、内心は『ああ神様、怖くて仕方がない』って気持ちだった」と、つねに不安と闘っていたと明かした。

そんな不安を落ち着かせるため、トムは自分自身に、「楽しみで興奮している」という気持ちに集中するよう言い聞かせていたという。

当時についてトムは、「そんなとき、とってもありがたいアドバイスをもらったんだ。『緊張して体が固まっているときっていうのは、興奮して体が固まっている時と同じ状態なんだよ』って」と振り返った。

このアドバイスは役に立ったものの、力を入れすぎるあまり、かえって燃え尽きたような状態になったというトム。そのためプライベートと仕事の区別があいまいになってしまったそうだ。