テクニック③晴れの日は逆光できらきら反射する雪を撮影

雪の日も撮影を楽しみたい!雪の日の撮影テクニック、お教えします!
(画像=『トランカ』より引用)

キラキラと光る雪の反射、きれいですよね。でもいざ撮影すると輝きが上手く撮影できない…ということも。

そんな雪の輝きを撮影するなら、晴れの日に逆光で撮影するのがポイント。

太陽を正面に、カメラを低い位置に構えて撮影すれば、降り積もった雪の表面がキラキラ輝く様を撮影できます。

撮影する時間もポイントの1つ。晴れの日は、午後になると雪の表面が溶けてしまい、キラキラとした光が半減してしまいます。雪の結晶が残っている午前中に撮影するのがおすすめです。

キラキラ光る雪はボカしてより幻想的に

雪の輝きを撮影する際に挑戦してほしいのが、あえて輝きをぼかす方法。絞り値(f値)をなるべく小さくf2.8〜8程度に設定し、雪の光の奥にピントをあわせて撮影してみてください。ぼんやりとした輝きが幻想的な雰囲気になり、とても美しく撮影できますよ。

番外編:機材の管理は要注意!

雪の日も撮影を楽しみたい!雪の日の撮影テクニック、お教えします!
(画像=『トランカ』より引用)

撮影のポイントは説明しましたが、雪の日の撮影で何より困ること、それはカメラの管理です。撮影後、外気で冷えたカメラを室内や車内に持ち込むとレンズが一気に曇ってしまいます。これは暖かい室内の空気中に含まれる水分が、冷えたカメラに触れることで水滴になりカメラに付着してしまう現象です。

ご存じの方も多いと思いますが、カメラに水分は大敵です。すぐに拭き取ってカメラの温度が馴染むのを待ちましょう。カメラバッグなどに入れた状態で室温に慣らしてから、取り出すとなお良いでしょう。

また、その後のカメラの管理も重要!乾燥剤などをカメラバッグや保管庫に設置するなどし、できる限り水分を取り除きましょう。放置してしまうと、レンズ内にカビが生えてカメラが使えなくなってしまいますよ。

いつも以上に機材の管理は徹底してくださいね。

撮影時も防水対策を!

いくら外気に慣れたカメラでも、外気より温度の高いカメラに雪が当たると、雪が溶けて水滴がついてしまいます。これがカメラの内部に入って電気部品に接触してしまうとカメラの故障に。クロスで包んだり、ビニールなどで覆うことで雪が直接カメラに触れないよう注意しましょう。濡れてしまった場合は内部に入り込む前にすぐに拭き取ってくださいね。

雪の日も撮影を楽しみたい!雪の日の撮影テクニック、お教えします!
(画像=『トランカ』より引用)

いかがでしたか?今回は、雪の日の撮影ポイントをご紹介しました。雪の日は足元も危うくなります。撮影に夢中になって転んで怪我などしないよう、足元にはよく注意して撮影に臨んでくださいね。安全第一で、雪の日も撮影を楽しみましょう!


提供・トランカ

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