8.道後ぎやまんガラス美術館(愛媛)
道後温泉本館から徒歩3分の場所にある「道後ぎやまんガラス美術館」。道後温泉本館の象徴として知られる振鷺閣(しんろかく)の赤い板ガラスを始め、希少な江戸時代のぎやまん、びいどろや、明治・大正時代にかけて作られた貴重なガラス工芸品など約300点を展示しています。その展示数は、西日本最多!
敷地内にある水と緑あふれる庭園も人気で、白鷺のオブジェやワインボトルの滝など、こちらでもガラスを使ったオブジェが展示されています。また夜にはライトアップも行われ、庭園全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
9.SUWAガラスの里(長野)
諏訪湖畔にあるガラスアミューズメント施設「SUWAガラスの里」。国内最大級のガラスミュージアムで、敷地内にはとんぼ玉作りなどのワークショップを体験できる「ガラス工房」、アール・デコ期のガラス工芸作家ルネ・ラリックや、現代ガラス工芸作家の作品を展示する「SUWAガラスの里の美術館」があり、ガラスの世界をたっぷりと満喫することができます。
また諏訪湖を一望できるレストランや、世界中の珍しいガラス製品を約1万点集めた日本最大級のガラスショップも併設しており、1日費やして楽しむこともできるお楽しみ満載なスポットです。
10.新島現代ガラスアートミュージアム(東京)
「新島現代ガラスアートミュージアム」では、「新島国際ガラスアートフェスティバル」で制作された数多くの貴重な作品をはじめ、世界の現代ガラス界を代表する作家達のガラス作品が展示されています。非常に大きな作品から小さなものまで種類は豊富で、その数50点以上。
ガラス作品は非常に繊細なため、貴重品以外の荷物をスタッフさんに預けてからの見学となり、館内の写真撮影はNGとなりますが、普段はなかなか見ることができない「新島ガラス」の世界をたっぷり楽しむことができます。入り口を入ってすぐのところには、さほど大きくはありませんが、新島ガラスを販売しているスペースもあります。こちらの利用だけなら、見学料はかかりません。
11.由布院ステンドグラス美術館(大分)
日本初の本格的なステンドグラス専門ミュージアム「由布院ステンドグラス美術館」。1800年代ヨーロッパのアンティークステンドグラスを展示しています。また外観のレンガから調度品にいたるまで、厳選された英国直輸入のアンティークの数々にも注目です。
照明を通してステンドグラスの世界を楽しめる「ニールズハウス」と、数々の美しいステンドグラス・ウィンドウが取り入れられている「聖ロバート教会」の2棟から構成されており、それぞれの展示室ではヨーロッパのステンドグラスに関する歴史も紹介されています。
12.伊豆高原ステンドグラス美術館(静岡)
海を一望する絶好のロケーションにあり、中世貴族の館をイメージした建物も素敵な「伊豆高原ステンドグラス美術館」。迷路のようにわけられた小部屋には、英国から譲り受けたという1800年代中心のステンドグラスが配されており、幻想的な世界を見せてくれます。一時間に一度パイプオルガンの演奏がはじまり、館内にはアロマの香りが漂う、まさに五感で楽しめる美術館です。
13.掛川市ステンドグラス美術館(静岡)
掛川市在住の鈴木政昭氏から、19世紀イギリス・ヴィクトリア朝時代のステンドグラスなど約70点と美術館建物の寄贈を受け、平成27年(2015年)に開館した「掛川市ステンドグラス美術館」。「ステンドグラスに親しむ」、「ステンドグラスを伝える」、「美術工芸品を作る」、「地域と人々が支える」、という4つのテーマを元に運営しています。
日本や世界においても、19世紀イギリスのステンドグラスを中心としたコレクションを展示する美術館はとても珍しく、貴重です。
14.ヤマザキマザック美術館(愛知)
地下鉄・新栄駅に直結しており、アクセスも便利な「ヤマザキマザック美術館」。ロココからエコール・ド・パリまでの絵画作品、エミール・ガレに代表されるアール・ヌーヴォーのガラス作品、家具作品など、18世紀から20世紀にかけてフランス美術300年の流れを感じることができる数々のコレクションが魅力の美術館です。
「アール・ヌーヴォーの花」と呼ばれるガレのガラス工芸品や、ケシの花模様やトンボをモチーフとしているティファニーのランプなど、美しいアール・ヌーヴォーのガラス作品も豊富。特に、ガレが手掛けた植物をモチーフに取り入れた優美な作品の数々は、ため息が出るほどの美しさです。