5.万畳敷
佐渡には千畳敷という名所もあるのですが、万畳敷はそれを文字って観光客の方が名付けた場所で、今では人気のスポットになりました。昼間と夕暮れでは全く違う姿を見せる万畳敷は、夕方以降がおすすめです。岩場の間にところどころ残っている水に夕日が反射し、マジックアワーにふさわしい赤、オレンジ、黄色の素敵な景色が広がります。
特に無風状態になると水が鏡のようになり、南米のウユニ塩湖ようにリフレクションが美しい写真を撮影できます。さらに新月が重なれば、星空が反射し別世界になっていきます。
岩場であり泥のところもあるので、スニーカーなどの歩きやすい靴で訪れてください。日が暮れるとさらに危なくなるので、時間帯によっては懐中電灯も持っていくといいでしょう。
6.宿根木
北前船の寄港地として発展した小木海岸。そこに住む船大工たちの技術が集結した宿根木の集落は、国の重要伝統的建造物群保存地区であり、現在も住民がいる街並みが美しい観光地です。
建物の外壁に船板や船釘を使った家々が並ぶ集落と夕日の絶景は、なんともノスタルジックでタイムスリップしたかのよう。
集落の目の前にある宿根木海岸ではたらい舟もあります。昼間はもちろん、新月のナイトクルーズやサンセットクルーズも人気。たらい舟から見る夕日も風情があっていいですよ。
7.あめやの桟橋(佐和田浜海水浴場)
もともとは明治時代に荒物(桶やほうきなどの日用品)を運ぶために作られた桟橋で、その後に味噌醸造業を行う「飴屋(屋号)」さんに引き継がれたことから、「あめやの桟橋」と呼ばれるようになりました。
現在の桟橋は2018年に佐渡市によって建て替えられたものです。骨組み自体は強度を保つために鉄筋ですが、桟橋の目に見える橋板の部分は木製で、昔の景観をそのまま生かすように建て替えられています。
海へとまっすぐ伸びている桟橋の突端まで行くと、海と風の音だけで他から隔離させられた自分だけの世界のような感覚になります。海水浴場なので夏は人も多いですし、さらに今では写真スポットとしても人気なのですが、シーズンオフの平日などは比較的静かな場所。真野湾と夕日を楽しめるスポットです。
この記事を書いたトラベルライターから一言
太平洋側(東側)に住んでいると、西側に沈む夕日を見られる新潟は旅行先としていいなと思っていたのですが、佐渡は島ということもあり海と夕日が一度に見られることも多く、想像以上に素晴らしい場所と感じました。
しかしながら、実は曇りの日も多いということを住んでいた知人から聞き、毎日素晴らしい夕日の絶景を見られていたことに感謝できました。曇ってハッキリした夕日を見られなくとも、雲に反射しピンク色に染まった空もまた素敵ですので、是非この夕日を見に佐渡へ行ってみてください。(dory)
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