不利だと思われていた要素を、個性として売り出す時代に

 女性が自分らしく生きることが世界的なテーマとなるなか、肥満体形であることでコンプレックスを煽り、画一的な美の基準に当てはめることへの批判は多い。  

ミスコンアドバイザーで現役モデルとしても活躍する林田季子氏は次のように語る。

「ダイバーシティ(多様性)が推進される現在では、ファッション業界においてもマイノリティのモデルが必要とされるようになりました。私自身、39歳と若くなく、かつアジア人です。でも今ではミラノコレクションのランウェイに出られるなど活躍の場が用意されています。これまで不利だと思われていた要素は、個性として売り出す時代になってきたのです」