日本中がお祝いムードになる年末年始は、つい財布の紐がゆるんで浪費しがちです。そこで、年末年始に多くの人がやりがちなNG浪費を4つご紹介。その対策についてもお伝えします。

1.年末ギリギリ&正月3が日に食品を買う

年末ギリギリの時期や正月三が日に食品(福袋などのお買い得品を除く)を買うのはNGです。それが思わぬ浪費となって家計を圧迫します。

市場が休業する年末年始は生鮮食品の価格が大幅に上がります。また、おせちなどの正月用食品は安いものから売れていきます。つまり大みそかが近づくほど割高な商品を買うはめになり、結果的に思わぬ浪費となってしまうのです。

その事態を避けるためにも、年末年始に必要な食品はまだ食品が安いクリスマス直後にまとめ買いしましょう。それによって年末年始の食費を上手に節約できます。

2.お正月三が日に外食に行く

節約の観点から言えば、お正月三が日の外食も「浪費」と言えます。

年末年始は、高額な年末年始料金を設定している外食店やランチなどの割安なサービスを提供していない外食店が非常に多いです。休業する外食店も多いので、遠方の外食店に行くために多額の交通費がかかる場合もあります。

そのような状況で外食に行けば当然高くつき、家計にも大打撃です。三が日は外食よりも安いお取り寄せ食品などを活用してアットホームなお正月を楽しみましょう。

3.帰省当日に鉄道や飛行機のチケットを買う

年末年始の帰省当日に買う鉄道や飛行機のチケットは正規料金となるため、交通費が高くなります。「新幹線の回数券なら当日でも買える」と思う方もいるでしょうが、回数券は年末年始には使えません。

帰省の交通費の節約には早期割引でチケットを購入するのがベストです。事前に購入が可能となる日時もチェックしておきましょう。

また、帰省先が近場なら自家用車や在来線に格安で乗れる「青春18きっぷ」の利用もおすすめです。もう一つの方法として、新幹線の回数券が使える時期や航空券が安い時期に帰省の時期をずらすことも検討してみましょう。