女性の多くの方が履く機会のあるヒールですが、ヒールの種類はご存知ですか?ヒールの高さや種類により脚の見え方や歩きやすさが全然違います。まずはヒールの種類をご紹介します。また、パンプスやハイヒールなどのレディース靴の選び方、ヒールで足が痛くなってしまった時の対処法をご紹介します。
ヒールの種類で違う?靴はどう選ぶ?
ヒールの種類を知って、靴を選ぼう!
ヒールのある靴と言うと、真っ先にハイヒールが思い浮かぶと言う方も多いのではないでしょうか。多くの女性が履く機会があるヒールですが、ヒールにはハイヒールだけでなくいくつかの種類があり、それぞれに違った特長があります。高さ、太さ、形で歩きやすさなども大きく違ってきます。
ヒールのある靴を選ぶ時にはデザインはもちろんですが、歩きやすさ、脚をキレイに見せるなど目的によって、ヒールの種類も重要になります。そこで、今回はヒールの種類をご紹介します。特徴や選び方などもご紹介しますので、パンプスやハイヒールなどのレディースシューズを選ぶ時の参考にしてみて下さいね!
レディース靴のヒール7種類の特徴
1.ハイヒール・ピンヒール
ヒールの種類がいくつかある中で、ヒールといえばハイヒール、ピンヒールを思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか。ピンヒールの特徴はヒールの部分が高く、細めであるということです。そのため、脚を細くキレイに見せてくれます。また、履くだけで女性らしさや大人っぽさを演出することができます。
歩きやすさという点では、ヒールが細く高く不安定なので、履きなれていないと歩きづらいことがあります。普段ヒールのある靴を履かないという方は、いきなりピンヒールを履くと、脚はキレイに見えますが、歩くのはぎこちないということにもなりかねません。
2.チャンキーヒール
ピンヒールはヒール部分か細いというのが特徴ですが、反対にチャンキーヒールはヒールの部分が太めであることが特徴です。また、高さは低めのものから高いものまで様々ですが、高いものを選べば、脚をキレイに見せてくれる効果もあります。
ピンヒールはヒールに慣れていない方は歩きづらいですが、チャンキーヒールは太さがあるため、高くても多少の安定感があります。ハイヒールが履きたいという方はチャンキーヒールからチャレンジしてみると良いかもしれませんね!
3.コーンヒール
コーンヒールとは、ヒールの部分がアイスクリームのコーンのような円錐型をしているヒールになります。ピンヒールに比べると、安定感はありますので歩きやすくなりますが、ヒールが先に向かって細くなっていますので、少し歩き方に注意が必要です。
4.フラットヒール
フラットヒールはヒールがある靴の中でもヒール部分が1番低いので、歩きやすい靴になります。普段ヒールのある靴を履かないという方でも、転ぶ心配もなく歩くことができるでしょう。
5.ウェッジヒール
ウェッジヒールは、厚底タイプのヒールです。つま先とかかと部分の高さに差はあるのですが、土踏まずからかかとにかけて幅広いヒールが付いているのが特徴です。ヒールの高さはあるのですが、ヒールがフラットになっているため歩きづらさなどは感じません。
6.セットバックヒール
セットバックヒールは、バックステップヒールとも呼ばれていて、重心がかなり後ろの方にくるヒールになります。他のヒールはどちらかというと土踏まず寄りにヒールが付いているのですが、セットバックヒールはかかとの後ろの付け根から床に垂直にヒールが付いています。
靴のデザインとしては、素敵なデザインでモードっぽさが感じられます。ただ、歩きやすさという点では、重心が後ろになるため、土踏まずに力が入り、長時間履いていると足が疲れやすくなります。
7.スタックドヒール
スタックドという名前からもわかるように、薄い木の板や革などを何層にも重ねたヒールになります。比較的衝撃に強いという特徴があります。ヒールの太さは比較的太めの物が多く、高さは様々な高さがあります。
足が痛くならない!パンプスの選び方
ヒールの高さ、理想は2~3cm
まずは足が痛くなりにくいパンプスの選び方をご紹介します。ヒールが高い物は足がキレイに見えるというメリットはありますが、やはり長時間履き続けていると足が痛くなってしまいます。では、逆にヒールのない靴なら歩きやすいかというとそうでもありません。体重移動がしにくくなるため、足が疲れやすくなるんです。
歩きやすく、疲れにくいパンプスのヒールの理想は2~3cmになります。このヒールの高さであれば、長時間履いていても疲れにくくなります。高さの上限としては、6cmになります。
ヒールの横幅があるものを
ヒールは細ければ細いほど安定感がなくなります。歩きやすさ、痛くなりにくいということを優先する場合には、ヒールの横幅があるものを選びましょう。ヒールの安定感は縦幅よりも横幅が広いということが重要になります。
ストラップがついたものを
歩きやすさ、痛くなりにくさを優先する時には、ストラップが付いたデザインの物を選ぶと良いでしょう。かかとが合っている靴であれば、ある程度足にフィットしますが、ストラップが付いていれば、よりフィット感が上がります。
かかとがぴったりフィットしたものを
パンプスやハイヒールは、サイズが合っていないと前にずれこんでしまい、つま先が痛くなります。また、かかと部分が柔らかすぎると靴ずれしたり、前に滑り込む原因となります。かかと部分は程よい硬さの足にしっかりフィットするものを選びましょう。
また、かかとの深さですが、かかと部分が深いとくるぶしなどに当たり、靴ずれしてしまいます。逆に浅すぎると体重移動がうまくいかずに歩きづらくなります。かかとの外側の部分をしっかり包み込むようなかかとの靴を選びましょう。人差し指の付け根から第1関節位の深さがちょうど良いでしょう。
つま先は余裕があるものを
ヒールの高さや形なども大切ですが、つま先の形状にも注意しましょう。つま先に余裕がなく、指がつま先部分に当たっているのはNGです。足の指があたり、指が曲がるとタコなどができ、痛みも出てしまいます。つま先と指の間には1~1.5cm程度のすき間があるのがベストです。
パンプスは甲の部分が浅めのデザイが人気を集めていますが、甲が浅めですと靴が脱げないよう、足の指に力が入るので疲れやすくなります。足の指を包み込むようなデザインがおすすめです。