ヘアカラーを楽しむ方の間で人気を集めている「カラーバター」をご存知ですか?豊富な色数と手軽さから、カラーバターを使えば自分好みのヘアカラーを自由に楽しめますよ。今回は、カラーバターの使い方を伝授します!注意点もまとめていますので、ぜひご覧ください。

カラーバターとは?

トリートメントと染料が一体となったアイテム

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

カラーバターは、トリートメントと染料が一体になった「カラートリートメント」と呼ばれるアイテムです。名前の通り、バターのようになめらかなテクスチャーが特徴といえます。染め方も髪になじませるだけで良いため、初心者でも簡単にセルフカラーできますよ。

ヘアトリートメント成分をベースに作られており、他のヘアカラー剤に比べて、髪へのダメージが少ないとされています。そのため、ヘアカラーやパーマなどで傷んだ髪でも使いやすく、サラサラとした仕上がりになると人気です。

自分好みのカラーが作れる点が魅力

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

染め方が簡単なだけでなく、自分好みの色味が作れるのもカラーバターならではの魅力です。エンシェールズはクリアクリームなど、専用のトリートメントを活用すれば、オリジナルの色を作ることもできます。

一般的なヘアカラー剤にはないビビッドカラーも多くあるため、インパクトのある髪色も簡単に実現できます。そのため「自分の好みに合うヘアカラー剤の色味がない…」という方にもおすすめのアイテムです。

カラーバター以外にも、傷んだ髪でも使いやすいヘアカラー剤は数多く存在しています。

カラーバターを使う前に準備すべきものは?

①手袋

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

ANGELCLOVER サンフラワーハンドケアグローブ ¥1,262

カラーバターを触るうえで、手袋は必要不可欠です。トリートメント成分をベースとしていても、カラーバターには一般的なヘアカラー剤と同じように、染料・薬剤が含まれています。素手で触ると薬剤や染料で手が荒れてしまう可能性があるため、必ず手袋をはめてから使うようにしましょう。

カラーバターを使う時の手袋を選ぶ時には、できるだけ手にぴったりフィットする薄手のものがおすすめです。手袋のサイズにゆとりがあると、カラーバターが塗りにくくなる場合があります。一般的なヘアカラー剤に付属している手袋を活用するのもおすすめです。

②ケープやイヤーキャップ

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

BEAUTYPLAYER 耳キャップ ¥449

肌を守るために、ケープやイヤーキャップも必要です。主にカラーバターが肌や服に付着しないように、染める前に装着します。染料を含むカラーバターは、一度付いてしまうと染まってしまい取れにくくなるため注意が必要です。衣服はビニール製のケープで、耳周りはイヤーキャップでガードしてから染め始めましょう。

③ブラシやコーム

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

TOPTRY ヘアダイコーム ¥850

色ムラを軽減するために、ブラシやコームも必要です。ブラシは染める前の髪をとかす時、コームはカラーバターを髪になじませる時にそれぞれ使います。コームはピン部分がカラーバターで染まってしまうため、お気に入りのものを使うのは避けましょう。

④ヘアクリップ

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

KISARG プロ用ヘアクリップ ¥680

髪をきれいに染めるために、ヘアクリップも必要です。染める前に髪の毛をブロッキングする時に使うと、塗りムラが起こりにくくなります。ショートやミディアムヘアなどの場合はダッカール、ロングや毛量の多い方ならコンコルドと呼ばれるヘアクリップがおすすめです。

⑤ワセリンなどの保湿クリーム

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(画像=『BELCY』より引用)

ヴァセリン オリジナルピュアスキンジェリー ¥732

カラーバターから肌を守るために、ワセリンなどの保護クリームも必要です。カラーバターで髪を染める時、染め方によっては薬剤が生え際に付着し、肌が着色してしまうこともあります。染める前に髪の生え際に塗っておけば、クリームの油分が肌を包み、カラーバターで着色するのを防いでくれますよ。

また敏感肌の方の場合、薬剤が生え際の肌に付着した時にピリピリとした刺激を感じることも少なくありません。そんな時に、ワセリンなどの保護クリームを事前に塗っておけば、使用時の刺激を緩和してくれるとされています。

カラーバターの使い方は?

①シャンプーで髪についた汚れ・ほこりを落とす

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

最初に、シャンプーで髪についた汚れ・ほこりを落としましょう。汚れがついたままの髪で染めてしまうと染料が浸透しにくくなるので、発色や仕上がりが悪くなってしまいます。また、30~36度程度のぬるま湯で髪を濡らしておけば、キューティクルが開いて染料が浸透しやすくなりますよ。

また、シャンプー後の髪の毛はタオルドライで水分をしっかりふき取りましょう。濡れたままの状態で使うと、髪に付いた水分でカラーバターが垂れたり、塗りムラが出たりする可能性があります。

②髪を少量ずつ取ってカラーバターを塗る

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

次に、髪を少量ずつ取ってカラーバターを塗っていきます。セルフでカラーバターを使う前には、ヘアクリップで左右の横髪・後頭部などをブロッキングしておきましょう。

鮮やかな色味が多いカラーバターですが、使う人の髪のコンディションや色によって、実際の発色が異なります。そのため、カラーバターを髪に付ける時は、少量の毛束を使って発色や仕上がりをチェックするのが染め方の基本です。

発色や仕上がりをチェックしたら、髪全体にカラーバターを塗っていきましょう。まんべんなく塗り広げたら、コームで髪をとかして染料を均一に行き渡らせます。

③しばらく浸透させたらカラーバターを洗い流す

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

カラーバターをつけた髪を放置して染料を浸透させたら、しばらく放置します。放置時間は15~20分を目安にすると良いですよ。髪についたカラーバターが垂れないように、ラップやシャワーキャップなどを被せておくことが大切です。

放置時間は髪の長さや染め方・カラーバターの色によって少しずつ変化します。そのため、ロングヘアや毛量の多い方は放置時間を少し長めに取りましょう。ある程度放置したら、シャワーでカラーバターを洗い流します。

カラーバターで髪を染める時の注意点は?

①派手なカラーにする時は黒髪のまま使わない

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

1つ目は「派手なカラーにする時は黒髪のまま使わない」という注意点です。セルフカラー初心者でも簡単に扱えるカラーバターですが、ブリーチのように髪色を明るくする成分は入っていません。そのため、黒髪や暗い色の場合、カラーバターの仕上がりが悪くなることがあります。

特に赤やブルー・ピンクなどの派手な髪色の場合、ベースとなる黒髪の色が混ざり発色が悪くなってしまいます。つまり、黒髪でカラーバターを使う時には、前もってブリーチで髪を脱色しておくことが大切です。

②ダメージヘアに使う時はカラーバターを大量に塗らない

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

2つ目は「ダメージヘアに使う時はカラーバターを大量に塗らない」という注意点です。紫外線や過去のヘアカラーなどでダメージを受けた髪は、キューティクルが開いている状態で、染料が浸透しやすいとされています。そのため、ダメージヘアに使う場合はカラーバターの使用量に注意しましょう。

髪にダメージの酷い部分があると、他の場所と比べて発色が濃くなるため、色ムラの原因につながります。実際にセルフでカラーバターを使う時には、ダメージの酷い部分を最後に染めたり、放置時間を短くしたりするのも良いですよ。色ムラが出てしまった場合には、色が薄い部分に重ね塗りすることで軽減できます。

③色を変える時は無理に落とそうとしない

カラーバターの使い方を伝授!染める時の注意点やエンシェールズの人気色も!
(画像=『BELCY』より引用)

3つ目は「色を変える時は無理に落とそうとしない」という注意点です。染めた後のカラーバターはゆっくり色落ちします。そのため前のカラーが残っている状態で、他の色のカラーバターを使った場合、色が混ざってしまう可能性もゼロではありません。

しかし、早く色を変えたいからといってブリーチなどで無理に落とそうとすると、髪に負担がかかってしまいます。そのため、カラーチェンジは色が薄くなったタイミングに行うとともに、最低でも1ヶ月に1回の頻度に留めましょう。