髪への負担が気になる方の味方とも言える「オーガニックシャンプー」をご存知ですか?自然由来の成分を配合しており、髪に優しいとされています。今回は、市販のおすすめのオーガニックシャンプーを紹介します。選び方・注意点も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
市販のオーガニックシャンプーの選び方は?
①洗浄成分で選ぶ
1つ目は「洗浄成分で選ぶ」という方法です。同じブランドのオーガニックシャンプーであっても、アイテムによって洗浄成分が異なる場合があります。洗浄成分は一般的に以下の4種類に分けられており、それぞれ洗浄力の強さ・泡立ちの良さが異なりますよ。
オーガニックシャンプーに含まれる洗浄成分n
高級アルコール:洗浄力がとても強く、泡立ちが良い
石鹸系:石鹸と同じ天然由来の界面活性剤を使用。肌・環境に優しい
アミノ酸系:髪の毛などにも含まれるアミノ酸がベースなので低刺激とされている。ダメージヘアにおすすめ
ベタイン系:植物由来の洗浄成分で低刺激とされている。パサつきが目立つ髪のケアに適している
洗浄力が強いと汚れをしっかり落せますが、その分地肌や髪の毛への負担が大きくなるとされています。そのため、肌トラブルが起こりやすい方は特に、アミノ酸系やベタイン系などの洗浄力が優しいものが最適です。
②髪の毛・地肌の悩みで選ぶ
2つ目は「髪の毛・地肌の悩みで選ぶ」という方法です。オーガニックシャンプーのなかには、特定の悩みに対応した成分を配合したものもあります。
例えば、地肌のかゆみが気になる場合は、抗炎症成分と言われているグリチルリチン酸2Kなどがおすすめです。そのため、自分が抱えている髪の毛・地肌の悩みに合った成分が入っているシャンプーを選びましょう。
市販のおすすめオーガニックシャンプー5選!
①ラサーナ プレミオールシャンプー
出典:lasana.co.jp
ラサーナ プレミオールシャンプー ¥3,520
「プレミオールシャンプー」は、髪の悩みを抱える女性をターゲットとした『ラサーナ』シリーズの1つです。オーガニック認証を受けた4つの植物から抽出したオイルが、頭皮と髪の油分バランスを整えると言われています。
また、頭皮のニオイケアにも注目して作られている点も人気のポイントです。200種類もの植物から厳選したハーブエキスが健やかな頭皮に導き、脂っぽさ・ニオイを抑えると言われています。
②オルナオーガニックスカルプシャンプー
出典:cosme.com
オルナオーガニック オルナオーガニックスカルプシャンプー ¥2,037
「オルナオーガニック スカルプシャンプー」は、天然のオーガニック・美容成分にこだわられたシリーズのアイテムです。ヘアケアをしながら、健やかな頭皮・髪の毛に導くことをコンセプトとしています。
アミノ酸系の洗浄成分をベースに、髪の毛に潤いを与えるとされるセラミドやヒアルロン酸を加えている点も人気のポイントです。合成香料やパラベンなどの7種類の添加物が入ってない点も魅力と言えます。
③アンファー スカルプDボーテ ナチュラスターシャンプー
出典:biccamera.com
アンファー スカルプDボーテナチュラスターシャンプー ¥1,986
「スカルプDボーテ ナチュラスターシャンプー」は、頭皮ケアグッズを展開する『アンファー』の人気シリーズの1つです。オーガニック認証取得原料のうち、頭皮や髪の毛のケアに効果が期待できるもののみを豊富に採用しています。
すっきりとした洗い心地は口コミでも高く評価されています。頭皮のトータルケアも考えられているので、地肌の乾燥・かゆみなどにお悩みの方にもおすすめしたいアイテムです。
④モイストダイアン ダイアンボヌール ダメージリペアシャンプー
モイストダイアン ダイアンボヌールダメージリペアシャンプー ¥1,520
「ダイアンボヌール ダメージリペアシャンプー」は、使用感だけでなく香りにもこだわっているヘアケアブランドのアイテムです。オーガニック成分98%で作られており、ナチュラルにまとまる髪へと導くとされています。グラースローズの華やかな香りは、女性らしさを引き立ててくれますよ。
⑤Le ment 高濃度炭酸シャンプー
出典:item.rakuten.co.jp
Lement 高濃度炭酸シャンプー ¥2,640
「Le ment 高濃度炭酸シャンプー」は、ケアとヘッドスパを両立させたアイテムです。キューティクルを保護しながら洗えるとされている、アミノ酸系洗浄成分を使っている点が注目すべきポイントと言えます。
髪を補修するとされるバオバブ種子油を加えているので、ノンシリコンでありながら使用後はしなやかな髪になると言われています。
今やオーガニック系アイテムはシャンプーだけではありません。
市販のオーガニックシャンプーを効果的に使う方法とは?
①事前にブラッシングをする
最初に、シャンプーで洗う前にブラッシングをしておきましょう。シャンプー前の髪の毛は、静電気や乾燥によって絡まった状態になっている場合も多くあります。
髪の毛が絡んだ状態のままシャンプーをしてしまうと摩擦で髪が傷んだり、抜け毛につながったりする可能性があります。そこで、シャンプー前にブラシやクシなどで髪の毛をとかしておくと、摩擦ダメージから髪を守れるとされていますよ。
髪の表面に付着したゴミを浮かせることも可能とされているので、シャンプーの泡立ちや洗浄力アップにもつながります。ブラッシングの際は摩擦ダメージを防ぐために、髪の毛が乾いた状態で行うようにしましょう。
②よく泡立ててから洗う
次に、シャンプー液をしっかり泡立ててから洗いましょう。シャンプー液を泡立てずに使うと、髪の毛や頭皮に負担がかかってしまい、乾燥やキシみの原因になる場合があります。そのため、頭皮や髪の毛に直接シャンプー液をつけるのではなく、事前にお湯を少量加えてから手のひらで泡立てましょう。
特にオーガニックシャンプーのなかには、界面活性剤などが含まれていないことから泡立ちが悪く感じるものも多くあります。その場合は、泡立てネットを使ったり、液を付ける前に予洗いをしたりすることで、泡立ちの良さをアップできますよ。
③お湯でしっかり洗い流す
最後に、少しぬるめの湯でしっかり泡を洗い流しましょう。一般的に気持ちよく感じるお風呂の温度は40~42度です。しかし、頭皮にとっては40~42度のお湯は熱すぎるとされており、かゆみや乾燥などの原因につながる可能性があります。
また、熱いお湯でシャンプーをすると、汚れだけでなく頭皮に必要な潤いも落としてしまう場合もあります。潤いが不足すれば、頭皮のバリア機能も低下するとされているので、髪の毛を洗う時には温度を調節するようにしましょう。理想は36~38度程度とされています。いつも熱いお湯で頭を洗っている人は要注意ですよ。