国民年金を納めるのは義務、ということは知っていても、国民年金未納がどんな影響を及ぼすのかを理解していない人も多いのではないでしょうか。今回は、国民年金未納によって老後の生活が悲惨なものになってしまった体験談を紹介します。

田舎暮らしなのに自動車が差し押さえられ

「未納額が大きかったため、自動車も差押の対象になってしまいました。私が住んでいるのは田舎のため、完全な車社会です。バスの本数も少なく最寄りのスーパーまでも車で10分、歩くと30分もかかってしまいます。歳を取り足腰も弱りつつあるタイミングで自動車がないのは大打撃!車がないことで出歩くのもおっくうになり、足腰は弱まるばかりです……」

銀行口座凍結で生活が成り立たない!

「支払催促も督促状もちろんありましたが頻度も低く、大丈夫だろうと無視していました。最終的に差押予告通知が配達証明で届いたものの、どう対応すればいいかわからず放っておいたら、なんと口座が凍結処分となりATMも使えない状況になってしまいました……。完納しないと口座凍結はそのままで、生活費はおろか引き落としもできず生活が成り立ちません。キャッシングしてひとまず口座は使えるようになりましたが、その後キャッシングの返済に困窮しています」