“神戸の体験型観光スポット” と謳う「北野工房のまち」は、異人館街のある北野の一角にあり、シティ・ループバスも停まる便利な立地。ここは元・北野小学校で、学校の雰囲気が残る趣ある建物です。神戸のお土産が集うだけではなく、体験型のショップもあり、遊びどころ満載!
神戸の体験型観光スポット「北野工房のまち」とは?
北野工房のまち は、廃校になった 旧・北野小学校 を活用して1998年に誕生した神戸観光スポット。でも、ただの観光スポットではありません。
「買って」「食べて」「体験して」がコンセプトの 体験型観光スポット です!入館は無料!
正面玄関を入った奥の1階には、神戸のスイーツや神戸土産を揃えたお店が並びます。ここでしか食べられないテイクアウト商品は必食!
2階には、神戸ならではのアクセサリーや雑貨のお店があるのですが、友達同士やカップル、小さなお子様連れのファミリーなど、みんなが楽しめる手作り体験ができるお店がズラ〜り。
と書いてもいまいちピンとこないかもしれませんね。一体全体、どんな観光スポットなのか、詳細をご紹介いたします。
「北野工房のまち」誕生までの歩み
1995年に神戸を襲った阪神淡路大震災は、それまで当たり前だった神戸の光景をたくさん奪いました。北野小学校 もその一つ。
北野小学校は 87年 という長い歴史があったにも関わらず、大震災の翌年は生徒数がたったの126名となり、隣接する3つの小学校との統合が決定され、閉校に…。
でも、87年も続いた小学校が無くなることに、卒業生だけではなく地元から“思い出の詰まった校舎を保存してほしい!” という声が多くあがったんです。
その声を受けて、1998年(平成10年)7月11日に「北野工房のまち」として生まれ変わりました。
小学校の雰囲気が懐かしくなっちゃう館内
「北野工房のまち」は中に入るのは 無料 です!すぐに廊下が見渡せ、その両側には元教室だったであろう部屋に、様々なお店が入っています。木造建築なので、歩くたびに「ギシ…ギシ…」と鳴るのも情緒あります。
3階建の建物で、エレベーターもありますが、階段の雰囲気も必見!この段差が低い階段、懐かしくなってしまいますね。
また、小学校が現役だった頃の光景が写真としてきちんと遺されています。観光名所として生まれ変わりましたが、このように卒業生のことを想う展示などがあると、地元の方も嬉しいに違いありません。
小学生ならではの作品もたくさん遺されているので、お店を物色するだけではなく、じっくり館内を見て回るのも楽しいです。