岐阜県の子育て環境

岐阜県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

岐阜県の子育て支援ポータルサイト「ぎふ子育て応援団」では、子育て支援情報や子育て家庭に役立つ情報がワンストップで入手できます。県の子育て支援制度としては、カードの提示により登録店舗で特典を受けられる「ぎふっこカード(岐阜県子育て家庭応援キャンペーン事業)」があります。こちらは各都道府県で行われている子育て支援パスポート事業の全国展開に連携し、全国の事業参加店舗で特典が受けられるようになりました。
森林率全国2位の豊かな緑や長良川をはじめとする清流に恵まれた、岐阜県の豊かな自然環境は、子育てにも多くのメリットがあるでしょう。森林資源を生かし「森のようちえん」や「木育教室」など木育の取り組みが行われています。

岐阜県で住むならどこがいい?

岐阜県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

岐阜県への移住者は年々増加傾向にあり、県がまとめた2020年度の移住定住実績によると、市町村の相談窓口や各種支援制度を通じて県内に移住した人の数が過去最高となりました。その中でも暮らしやすい市町村をピックアップして紹介します。

岐阜市の周辺に住むなら

県庁所在地の岐阜市は、県南部に位置する人口およそ40万人の中核都市です。岐阜駅周辺には高層ビルが建ち並ぶ一方、市の中心部を清流長良川が流れ、緑豊かな金華山がそびえる、自然にも恵まれた町です。斎藤道三、そして後に織田信長が治めた岐阜城の城下町が金華山の麓に発展し、江戸時代には奉行所が置かれ商工業の中心地として栄えました。中濃・岐阜・西濃地域の市町を中心に80万人を超える都市圏を構成するとともに、自らが名古屋市のベッドタウンという側面も持っています。名古屋駅へ電車で20分未満という立地にあるため、利便性は申し分なく、東京や大阪とのアクセスも良好です。

指定区域の住宅取得費用を助成する「まちなか居住支援事業(岐阜市中心市街地新築住宅取得助成事業)」において、市外からの転入者や子育て世帯には加算があります。

大垣市

大垣市は県西部の西濃地域に位置し、岐阜市に次ぐ県内2位の人口を有します。市内中心部のほかに、他の町をはさんで広大な飛び地がある、全国でも珍しい市域を持つ市です。豊富な地下水に恵まれ、古くから「水の都」と呼ばれてきました。松尾芭蕉が奥の細道の旅を終えたむすびの地とされ俳句文化が息づくなど、伝統文化が色濃く残ります。初夏に行われる、さまざまな山車が華麗に巡行する大垣まつりは、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
移住支援としては、県外在住の子育て世代を対象に、住まいや仕事探しなどの移住定住活動の費用を補助する「子育て世代等移住定住活動費支援事業」が設けられています。子育て世帯には、住宅新築や中古住宅取得、市内に住む親世帯との近居についても補助金があります。

各務原市

各務原市は県南部に位置し、北側は岐阜市、南側は愛知県に隣接します。愛知県との県境には木曽川が流れ、北部には各務原アルプスと呼ばれる山地が広がり、里山の原風景を残します。中山道の宿場町のひとつとして栄え、岐阜市や名古屋市のベッドタウンとして発展してきました。各務原市は、日本初の公園都市(パークシティ)の実現を目指して自然と都市の両立に取り組み、いくつもの魅力的な公園が市内に設けられています。航空自衛隊基地の関連産業やロボット技術などの研究開発拠点が置かれる、県下屈指のものづくりの町でもあります。住まいの支援として、借り主が自費で修繕する代わりに安く借りることができ、原状回復義務を負わない「DIY型空き家リノベーション事業」が行われています。

関市

刃物の名産地として知られる関市。日本の人口重心地(すべての人の体重が同じと仮定して、その地域の重さを1点で支えられる地点)が置かれています。関市は美濃市をはさむようにV字型の特徴ある市域を持っています。広いエリアにまたがる市域によって、便利な産業エリアと自然豊かな山間エリアといった、さまざまなライフスタイルが共存する町となっています。都市部には大型ショッピングセンターや救命救急病院など、暮らしを支える施設が揃っており安心して生活できるでしょう。渓谷や通称「モネの池」などの美しい自然、小瀬鵜飼や関の刃物などの伝統など、さまざまな魅力があります。
支援制度としては、空き家情報バンクがあり、登録物件に入居しリフォームを行う場合は補助金も設けられています。また市外から転入して住宅を取得した世帯に、市内事業所や店舗で使用できる地域経済応援券を交付する「移住定住応援券」事業が行われています。

瑞穂市

瑞穂市は、岐阜県で最も平均年齢が若く、人口増加率が高い街です。人気の秘密は、便利な立地によるものが大きいでしょう。岐阜市・大垣市に隣接し名古屋へも電車で25分と、大都市のベッドタウンとして絶好のアクセスを誇り、それでいて住宅費用などの生活コストが抑えられるメリットがあります。大学があることも平均年齢の若さや商業施設の充実など、市の活気に一役買っています。待機児童ゼロをキープし、国の基準よりも多くの保育士を配置するなどの保育環境、18歳まで医療費が無料など、手厚い子育て支援体制も大きな魅力です。なだらかな濃尾平野の北西部に18本もの一級河川が流れるのどかな自然に恵まれ、気候も年間を通して穏やかです。富有柿の名産地として知られます。

美濃加茂市

美濃加茂市は県南部、中濃地域に属し、濃尾平野が飛騨などの山々に接するあたりに広がっています。木曽川に沿って宿場町が発達し、現在も高速道路のインターや鉄道駅など交通の便が充実した町です。名古屋まで鉄道・自動車ともに1時間くらいと、便利なアクセスを誇ります。美濃加茂市では、市内の里山を利用した「森のようちえん」事業を地域の保育園やこども園で取り入れるなど、自然と触れ合った子育てができます。住まいの支援として、空き家バンク制度や子育て世帯を対象とした定住促進住宅があります。

まとめ

戦国時代には歴史の主要な舞台であり、白川郷や飛騨高山の町並みなど伝統が息づく岐阜県。名古屋へのアクセスなどの利便性と、里山や森林、清流の豊かな自然が両立する、恵まれた環境があります。若者世代・子育て世帯を中心に移住者が年々増えていることからも、住みよさが窺えますね。県や市町の移住支援制度もさまざまなものがありますので、まずは相談から始めてみてはいかがでしょうか。


提供・移住支援.com

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