本殿中央には、三清道祖が祀られています。こちらで本格的な台湾の参拝をすることができます。参拝料は1,000円で、簡易的な参拝料は500円です。参拝方法については、説明員の指示に従い行います。線香をあげ、礼をするのですが、男女によって礼の仕方が異なります。このとき、より具体的な願いをすると良いとされています。事細かに伝えましょう。
三清道祖のご利益
・道徳天尊:子女孝行、夫婦円満、兄弟合好、君臣合力、良縁成就、友好良好
・元始天尊:病気平癒、商売繁盛、遷移安全、財帛安寧、危難消失、合格成就
・霊寶天尊:魂魄調和、精神安寧、精神集中、怨霊除去、激情制御、怨念消失
お願い事をした後には、本殿の外にある寿金亭で寿金を焚き上げます。神紙とも呼ばれる寿金は、天界のお金と考えられています。神様に献上することにより、お願いの強さや感謝の気持ちを表します。
順調と延寿を賜る鼓楼に登ろう!!
前殿の西側にある鼓楼には登ることができ、前殿の屋根に飾られている龍を近くで見ることができます。天井には大きな陰鼓があり、8時と15時に東側の陽鍾と交互に12回鳴ります。太陽が沈む西側にあることから、終わりを象徴し、「陰」から「陽」に転ずることを示しています。
陰鼓の下で、紅壽燭(赤い蝋燭)を灯すことで、「陰」の力に打ち勝ち、物事の順調と延寿を賜ります。蝋燭の紅色には「授かる」の意味もあり、幸福、良縁に授かるとも云われています。蝋燭代は100円です。
願いを叶える勇気を授かる鐘楼で自分の誓いを記そう
前殿の東側には鐘楼があり、こちらにも登ることができます。太陽が昇る東側にあることから、始まりを象徴しています。こちらには、1階に陽紅布という赤い短冊が掛けられています。この短冊に抱負や誓いを記し、階段上の陽紅布台に飾ります。料金は「こころざし」として、500円からが目安です。
陽紅布には、願い事というよりは、自分に対しての抱負や誓いを書くのが趣旨です。「○○になりますように」より「○○になります!」と言い切るかたちで書きましょう。陽鍾の下に明記することで、その抱負を叶える勇気を授かります。
おわりに
聖天宮では、一歩先へ進みたい、または、頑張ってもどうしても乗り越えられない事柄において、神様にお願いすることは大事とされています。これに伴い、自分の願いは自分でよくしたいという気持ちが必要になってきます。心して参拝に臨みたいですね。
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