埼玉県にある日本最大級の道教のお宮「聖天宮」では、本場台湾式の参拝をすることができます。男女で参拝方法が異なりますが、説明員が常駐しているので作法も安心です。蠟燭を灯すなど様々な参拝をして願いを叶えましょう!
聖天宮とは
聖天宮は、埼玉県坂戸市にある台湾道教のお宮です。東武東上線若葉駅東口から2.5km、東武バス「戸宮交差点前」バス停から徒歩3分のところにあります。入場料は大人500円、中学生250円、小学生以下は無料です。
「五千頭の龍が昇る聖天宮」といわれ、日々の道徳を重んじ、善行に報いる最高神「三清道祖」が本尊として祀られています。日本国内に既存する道教のお宮としては、最大級の規模を誇ります。
前殿の台湾おみくじで吉凶占いをしよう
前殿では、「台湾おみくじ」をすることができます。まず、「男性」「女性」と書かれた男女別々の聖籤より、平たい棒を引きます。棒先に記されている番号を覚えておき、一対で陰陽を表わす「神杯」を投げ、「陰」と「陽」が出たら、初めておみくじを引くことができます。この組み合わせが出るまでは、何度も聖籤を引き直し、神杯を投げ、神様にお導きを伺わなければなりません。
本殿に祀られている三清道祖に本格参拝!!
前殿から中庭にでると、豪華絢爛な本殿を正面から見ることができます。黄色い屋根瓦は神様と皇帝の建造物にしか使われない高貴なもので、その屋根に乗る龍の姿は圧巻です。
本殿の手前にある「九龍網」は、一枚の岩から彫られた九頭の龍の彫刻です。一枚の岩から彫ったとは思えないほどの、大胆かつ繊細な技術には、圧倒されるばかり。龍は神様の使いのなかでは一番力が強く、天変地異をも引き起こすと云われています。神様の「威令」と「恩恵」は、全てを網羅するという意味を表わしています。
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