映画にスリルを求めたい気分の時はありませんか?そのような気分のときに、ぜひおすすめしたい映画ジャンルが「クライムサスペンス」です。ここではクライムサスペンス映画をご紹介するだけでなく、クライムサスペンスとはどういう意味かについても解説致します。ぜひ最後までお付き合いください。
クライムサスペンスとは?
クライムとは、英語の「crime(犯罪)」という意味です。そのため、クライムサスペンスとは様々な犯罪・事件を扱ったスリルある映画を指しています。
クライムサスペンスと同じく、犯罪を扱う映画といった点似たジャンルにミステリーがあります。ミステリーとクライムサスペンスの決定的な違いは、物語を進行するうえでの時間軸です。
ミステリーは過去の事件を掘り下げて解決する話ですが、クライムサスペンスは進行形の事件に登場人物たちが挑みます。そのような性質からクライムサスペンスは、映画にスリルや臨場感を求める人にとてもおすすめのジャンルです。
スリルを堪能!おすすめクライムサスペンス映画25選!
ここからはおすすめのクライムサスペンス映画をご紹介致します。気になる映画を鑑賞して、スリルを体感してみましょう!
おすすめクライムサスペンス映画①パニック・ルーム
引用:映画.com
最初にご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『パニック・ルーム』です。監督は『セブン』や『ファイト・クラブ』で有名なデビッド・フィンチャーが務めています。タイトルに使われているパニック・ルームとは、緊急避難するための個室です。
主人公のメグは、新居に娘と2人で住んでました。しかしある夜、強盗団の侵入に気付いて2人でパニックルームに逃げ込みます。しかし引っ越ししてきたばかりの部屋には外へ通じる電話もありません。2人はピンチに陥ることから物語は始まります。
強盗に追われるシーンは手に汗を握る緊迫感です。そして、メグを演じるジョディ・フォレスターの熱演にも注目です。緊迫感溢れるスリルを鑑賞してみましょう。
おすすめクライムサスペンス映画②ユージュアル・サスペクツ
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続いてご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『ユージュアル・サスペクツ』です。こちらの作品で監督を務めたブライアン・シンガーは、本作をきっかけに有名になりました。
こちらの作品でアカデミー賞の助男優賞や脚本を受賞しており、映画ファンだけでなく各方面でも評価の高い映画です。綿密な脚本により、登場人物の回想を利用して謎の多い事件を細やかに描写してます。
物語を語るのは気弱な詐欺師のヴァーバルです。随所に謎を散りばめられていますが、観るうちに徐々に事実が明かされていくことがこの作品の面白さでしょう。
そして独特の視点から、後の映画やその他の映像作品にも大きな影響を与えた作品となってます。驚きとスリルに満ちたクライムサスペンス映画の傑作として色褪せない作品です。
おすすめクライムサスペンス映画③レザボア・ドッグス
引用:映画.com
次にご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『レザボア・ドッグス』です。こちらの作品はクエンティン・タランティーノ監督が監督、脚本、出演を務めています。公開されたのは1993年と少し前ですが、現在も映画ファンから愛される不朽の名作です。
あらすじは、強盗に失敗した男たちがチーム内に裏切者が居ると不信感を募らせることから始まります。嘘や信頼、懺悔など複雑な感情が交差する心理描写も注目でしょう。綿密な脚本により、人物の描写が細やかにされている点が魅力です。
ひとつの物語に過去の回想を盛り込む構成で、より深く人物が描写されています。こちらの映画自体は99分で比較的短めですが、濃い内容に十分な満足感が得られるでしょう。
おすすめクライムサスペンス映画④マッチスティック・メン
引用:映画.com
続いてご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『マッチスティック・メン』です。監督は『グラディエーター』や『ブラックホーク・ダウン』で有名なリドリー・スコットが務めました。
主人公は潔癖症の腕利き詐欺師という強いキャラクターを持っています。そんな詐欺師・ロイの前に、かつて別れた妻との間に生まれたアンジェラと名乗る14歳の少女が現れました。
その少女は「詐欺のテクニックを教えてほしい」とロイにせっつき、ロイはアンジェラに翻弄される日々を送るというコメディです。本作はヒューマンドラマ要素もあり全体を通して粋な演出が多く、鑑賞を終えた際には幸せな気分になれることでしょう。
14歳のアンジェラ役を演じたアリソン・ローマンはこの映画の撮影の際には22歳でした。独特の存在感を放つ彼女にも注目です。
おすすめクライムサスペンス映画⑤ノーカントリー
引用:映画.com
次にご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『ノーカントリー』です。本作は第80回アカデミー賞の作品、監督、脚色、助演男優の4部門を受賞しました。監督は、コーエン兄弟として映画界隈で有名なジョエル・コーエンとイーサン・コーエンの二人です。
ベトナム帰還兵であるモスは、テキサスの荒野で狩をしていました。そして偶然、ギャングたちの死体と大金200万ドルを発見します。モスはその200万ドルを奪って逃げました。しかし、ギャングに雇われた殺し屋シガーは執拗に彼を追いかけます。
追跡者である殺し屋シガーの冷酷無比な振る舞いが圧巻です。逃走者・モスも二度のベトナム戦争を経験がある実力者なので、一筋縄ではいきません。そんなモスを追い詰めるシーンは、凄まじい緊迫感と戦慄を味わえるでしょう。
おすすめクライムサスペンス映画⑥ショーシャンクの空に
引用:映画.com
続いてご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『ショーシャンクの空に』です。本作は1994年のアカデミー賞では7部門にノミネートされましたが、無冠に終わりました。しかし、現在も映画ファンに愛される不朽の名作です。
監督は本作で初めて長編映画デビューしたフランク・ダラボンです。原作はスティーブン・キングの中編『刑務所のリタ・ヘイワース』となってます。
長年ショーシャンク刑務所に居る囚人であるレッドと、無実の罪で投獄された元銀行副頭取アンディの友情を軸にヒューマンドラマを描いています。
映画としての完成度の高さや登場人物のキャラクターも勿論魅力ですが、鑑賞し終えたあとに感情が揺さぶられるような感動を得られる映画です。
おすすめクライムサスペンス映画⑦潜入者
引用:映画.com
次にご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『潜入者』です。主演はブライアン・クランストンが務めました。彼は『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』に出演していたことでも有名です。本作はアメリカで実際にあった麻薬捜査の回顧録となってます。
舞台は1980年代のアメリカです。アメリカ政府はコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの犯罪帝国に終止符を打つために、ある作戦をスタートさせました。その作戦は、ベテラン捜査官のロバート・メイザーが大富豪に扮して麻薬組織に取り入る大胆かつ危険が伴います。
実話がベースの物語ということもあり、臨場感は抜群です。現実味のあるストーリーから感じられるスリルを味わってみましょう。
おすすめクライムサスペンス映画⑧ナイトクローラー
引用:映画.com
続いてご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『ナイトクローラー』です。ダン・ギルロイ監督は本作で長編監督デビューを果たしました。2015年の第87回 アカデミー賞脚本賞にノミネートされています。
パパラッチという仕事を目にしてその仕事に興味を持った主人公・ルイスが、憑りつかれたようにパパラッチを行う物語です。刺激的な映像を撮影することにのめり込み、エスカレートする様子はある種の不気味さも感じられるでしょう。
主人公・ルイスの様子は、映画としての面白さや映像の派手さだけではありません。報道の自由や論理感などの深いテーマも暗示されています。人間の心の闇や心理描写を主人公・ルイスを軸に描いているのがユニークな作品です。
おすすめクライムサスペンス映画⑨アメリカン・ギャングスター
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次にご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『アメリカン・ギャングスター』です。運転手から麻薬王にまで上り詰めた男性の半生を描いてます。こちらの作品は、伝説のギャングの実話をベースに制作されました。
物語はアフロ・アメリカン、フランク・ルーカスによる麻薬帝国の創造と、刑事リッチー・ロバーツによる執念の捜査の二つが描かれています。重厚で危険な男の戦いを鮮明に描写しています。
そして紳士的な役柄が多いデンゼル・ワシントンがギャングを演じている部分も見どころです。『ブレードランナー』や『グラディエーター』で有名なリドリー・スコットが監督を務めました。
おすすめクライムサスペンス映画⑩羊たちの沈黙
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続いてご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『羊たちの沈黙』です。こちらの作品は公開されたのは1991年と少し前ですがサスペンス映画の名作として、ジョナサン・デミ監督の代表作となりました。
FBIアカデミー訓練生の優等生であるクラリスがある事件の謎を解くために、天才精神科医でありながらも猟奇殺人を犯して投獄されているレクター博士と言葉を交わすことから始まる物語です。
クラリスとレクター博士を演じるジョディフォスターとアンソニーホプキンスの名演も見どころとなってます。さらにこちらの作品は、サスペンスに必要な多くの要素を全て高水準で兼ね備えています。
本作は各方面で評価も高く、第64回アカデミー賞で主要5部門を受賞しています。ホラー要素がある作品で、アカデミー賞の主要5部門を受賞した唯一の作品です。
おすすめクライムサスペンス映画⑪エル ELLE
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次にご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『エル ELLE』です。こちらの作品は、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞など、数多くの賞にノミネートされました。
フィリップ・ディジャンの小説「oh…」を実写映画化したエロティックサスペンスです。主人公欲望や衝動が焦点が当てられています。
タイトルのELLEとはフランス語で彼女を意味します。解釈が難しい映画ですが、一方でこちらの作品の素晴らしさは唯一無二とも高い評価を得ている作品です。
おすすめクライムサスペンス映画⑫日本で一番悪い奴ら
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続いてご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『日本で一番悪い奴ら』です。日本で制作され、2016年に公開されました。こちらの作品は実際に起きた稲葉事件を題材に描かれています。稲葉事件は北海道警察で起こり、日本警察史上最大の不祥事とも称されました。
警察と裏社会の癒着を題材にした物語です。主人公の諸星要一刑事は、綾野剛が演じています。綾野剛は役を演じるために、体重を10キロ以上増量させました。
裏社会のスパイとともに、悪事に手を染めていく刑事を描いた作品です。映画を通じて、リアルに近い悪の世界を覗いてみましょう。
おすすめクライムサスペンス映画⑬ゾディアック 覚醒
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次にご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『ゾディアック 覚醒』です。こちらの作品は、2004年に公開された衝撃作『ソウ』シリーズのスタッフが製作しました。
タイトルにあるゾディアックとは、60年代後半にアメリカを震撼させた現在も正体不明のシリアルキラーの名前です。そして、ゾディアック自身が自分の殺人を撮影した恐怖の映像を倉庫で発見してしまうことから話は始まりました。殺人鬼に追われる緊迫感は圧巻です。
おすすめクライムサスペンス映画⑭崖っぷちの男
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続いてご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『崖っぷちの男』です。自殺をしようとする男と、女性刑事の駆け引きを描いてます。
緊迫感が溢れるシーンもありますが、テンポの良いストーリー進行が魅力の映画です。深く考えずに、爽快感とユーモアも楽しんで鑑賞してましょう。
監督を務めたアスガー・レスはドキュメンタリー出身で、今作が長編映画デビュー作品です。人物が深く作り込まれており、細部まで丁寧に作られたストーリーが魅力溢れる作品となってます。
おすすめクライムサスペンス映画⑮ソルト
引用:映画.com
次にご紹介するおすすめのクライムサスペンス映画は『ソルト』です。こちらの作品はフィリップ・ノイスが監督を務めました。主演のアンジェリーナ・ジョリーとタッグを組んだのは『ボーン・コレクター』以来です。
主演のアンジェリーナ・ジョリーが魅せる女性スパイのアクションは、まさに圧巻です。彼女はアクション女優という未知の領域を開拓し続けています。イブリン・ソルトとして、二重スパイの容疑をかけられ攻防を繰り返すシーンも見どころでしょう。
スリル満点の爽快なアクションシーンと格好良いアンジェリーナ・ジョリーが鑑賞したい方へ特におすすめの作品です。