心を落ち着かせ、眠りの質を高める「チェストリフト」

 深い呼吸で、体幹にアプローチ。インナーマッスルを鍛え、ゆがんだ身体を本来の位置に戻す姿勢改善や、腹部の引き締め、そして、メンタルを落ち着かせる効果などにも期待できる「チェストリフト」。その方法を教えてもらいました。

【やり方(5~10回おこなうのが効果的)】 1. 仰向けになり、両手を頭の後ろで組み、脚をこぶし1つ分あけた状態で膝を立て、鼻から息を吸う

脳の疲労に“動く瞑想”で頭と心がスカッ!睡眠の質も高めるおうちエクササイズ
(画像=『女子SPA!』より引用)

※ 4本の指を揃えて、しっかりと手を組む

脳の疲労に“動く瞑想”で頭と心がスカッ!睡眠の質も高めるおうちエクササイズ
(画像=『女子SPA!』より引用)
2. 口から息を吐きながら、肋骨を床にしずめ、頭を起こし、肩甲骨が浮くところまで身体を持ち上げる ※ なるべく足裏は軽くして踏ん張らずに、頭の重さをお腹で支える 3. 鼻から息を吸いながら、ゆっくりと元の姿勢に戻す 【注意点】  首だけを丸めることがないように、みぞおちを中心にして曲げる
脳の疲労に“動く瞑想”で頭と心がスカッ!睡眠の質も高めるおうちエクササイズ
(画像=『女子SPA!』より引用)

「みぞおち(写真で指している場所)を中心にして曲げていきましょう」(Akitoさん)

頭の中がスカッとするような爽快感!

 今回、1時間のプライベートセッションを体験した筆者。  初めのうちは、「今、自分の身体はどうなっているんだろう?」「姿勢を正しているつもりなのに、身体がついていっていない」など、戸惑うこともありましたが、それも含めて集中しているからこその気づきなのだと実感しました。  普段から脳内をグルグルと渦巻いている考え事も、この1時間は顔さえ出さず。日頃おこなっている“静止状態”の瞑想では、次から次へと浮かんでくる考え事をリリースするようにしているのですが、そもそも考え事に意識が向く隙がないという状態がとても新鮮。  終了後は、頭の中がスカッとするような爽快感を得ることができました。  肝心の睡眠に関しても、当日は身体の心地良い疲労感と相まってスーッと入眠。ピラティスの会員さんから、「続けていくうちに、睡眠の質が良くなった」という声が多く寄せられているというのにも納得です。  現代人の脳は、常に疲労困憊……。ときにはしっかりと休ませる時間を持ち、自分の内側に意識を向けることが、心と身体、それから日々の暮らしをより豊かに健やかにするための秘訣なのではないでしょうか。 【zen place】 ピラティス・ヨガのマインドフルムーブメントでウェルビーイングライフをつくる全国約100店舗の専門スタジオ。 【Akito(田町スタジオ所属)】 高校時代の怪我をきっかけに、身体だけではパフォーマンスは変わらないことを実感し、心と身体について知りたいと思うなかでピラティスと出会った。田町スタジオでは、基礎クラスから悩み改善まで、数多くのレッスンを展開している。レッスン体験も受付中。 <取材・文/高木沙織>

高木沙織
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi


提供・女子SPA!



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