500年以上前の仏壇も見どころの「長瀬家」
「長瀬家」は比較的新しく、明治23年(1890年)に建てられた5階建ての合掌造り家屋です。4階まで見学することができ、眺めの良さも魅力。各階には生活用具などが保存展示されており、500年以上前につくられたとされる仏壇も見どころです。
茅葺き屋根の鐘楼にも注目の「明善寺郷土館」
江戸時代中期に創建された伝えられている「明善寺(みょうぜんじ)」。岐阜県の指定重要文化財に指定されています。中でも茅葺き屋根で作った鐘楼は写真映えしそうな風景を撮影できる点で、観光客を中心に人気。春には明善寺の茅葺屋根の鐘楼と桜のコラボレーションが楽しめます。
本堂に隣接する郷土館は、1748年に建てられた5階建ての合掌造りの庫裡。2階が郷土館になっており、当時の暮らしをうかがえる生活用品などを展示しています。そして1階では、毎日囲炉裏に火が灯されています。
白川連峰とともに集落を一望できる「城山天守閣展望台」
合掌造り家屋が集まる荻町集落を一望するのに絶好の展望台。正面には白川連峰も一望でき、新緑や紅葉、雪化粧など一年を通じて素晴らしい景色が見られます。特におすすめは、冬のライトアップの時期。明かりに照らされた合掌造り家屋の幻想的な景色を楽しめます。展望台のすぐ近くには、お土産屋や食事処もありますよ。
展望台までは和田家近くの駐車場からシャトルバスを運行。1回200円で乗車することができ、約10分で展望台に到着します。帰りも運転手による白川郷の解説を聴けるので、ぜひ白川郷の歴史と文化を学んでみましょう。
白川郷について詳しく知れる「白川郷 野外博物館 合掌造り民家園」
「民家園」は、岐阜県の重要文化財に指定されている9棟を含む、全26棟の建造物を保存公開する野外博物館。白川郷の合掌造り集落について、詳しく知ることができます。
ひとつの小さな村のようになっている園内には合掌造りのお食事処や売店がある他、秋に数日間だけ行われる紅葉のライトアップも見どころです。4月中旬~10月下旬には、予約制でそば打ちやわら細工の体験を行うこともできます。
2日目ランチ:白川郷内でそばや郷土料理をいただこう
白川郷を一通り散策した後は、そのまま白川郷内でランチにしましょう。
打ちたての二八そばが人気の「手打ちそば処 乃むら」や、合掌造りの家屋で郷土料理がいただける「お食事処 いろり」、飛騨牛の朴葉焼きが人気の「しらおぎ」など複数の飲食店があるので、気になるお店を選んでみて。
2日目午後:岐阜の小京都「飛騨古川」を散策しよう
白川郷でのランチを終えた後は、午後は岐阜の小京都と呼ばれる「飛騨古川」へ。瀬戸川に沿って白壁土蔵や出格子の商家が連なり、その美しい町並みで人気を集めています。
また、大人気映画『君の名は』に飛騨古川駅が登場したことでも、その存在が広く知られるようになりました。酒造へ立ち寄ったり伝統工芸に触れたりしながら、のんびりと町歩きを楽しむことができます。
そんな飛騨古川観光のメインとなるスポットが「白壁土蔵街」。1,000匹もの鯉が泳ぐ瀬戸川に沿って白壁土蔵と石垣が500m続く、風情あふれる光景が楽しめます。夜には灯りが灯り、より一層美しい町並みが浮かび上がります。
ちなみに11月下旬から4月上旬までは、鯉を寒さから守るためにここから天神池にうつされるのでご注意ください。
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