国内最大級の「福井県立恐竜博物館」は、全国の恐竜好きが必ず訪れたいスポットです。満足度が非常に高く、子供だけでなく大人も楽しめます。一体どのような展示物が見られるのか、博物館の様子や見所をたっぷりご紹介します。
国内最大級の恐竜博物館「福井県立恐竜博物館」とは
日本で発掘された恐竜化石の多くは、福井県勝山市で発見されました。その勝山市にあるのが「福井県立恐竜博物館」です。下の写真内の遠くに見える、恐竜の卵のような丸いドームが博物館になります。
福井県立恐竜博物館は、カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並び世界三大恐竜博物館の一つに数えられています。
充実した展示や貴重な資料の宝庫で、子供から研究職の方まで、全国から多くの人が訪れます。
入場料の安さも魅力
こんなに大規模な博物館なのですが、県営なので入場料が安く、家族連れには嬉しい限りです。大人730円、高校・大学生420円、小中学生260円で、7~9月を除く第3日曜日は無料となります(2021年11月現在)。
各階の紹介
博物館に入ると、その規模の大きさと施設の綺麗さに圧倒されます。館内は、地下1階の「ダイノストリート」と1階と2階の「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」というゾーン、そしてそのほかの展示やショップ等で構成されています。それでは各階毎にご紹介します。
地下1階「ダイノストリート」
地下1階は、「ダイノストリート」と呼ばれ、両壁に化石標本の実物などが展示されています。
最奥部にはカマラサウルス産状化石(復元)が展示されています。アメリカのワイオミング州で、ほぼ全身の骨が発見された貴重な標本です。
1階「恐竜の世界」
博物館のメインが1階の「恐竜の世界」のエリアです。
動くティラノサウルス
まず、博物館のシンボル的な存在の「ティラノサウルス」が出迎えてくれます。7mを超える恐竜が体を動かす様子はとても迫力があります。
40体以上の恐竜骨格
次に圧倒されるのが、約40体以上もある恐竜の骨格。とにかく骨だらけの光景に、これぞ日本最大級!と大興奮です。
レプリカが中心ですが、もちろん中には実物の骨を用いて組み上げられたものもあります。本物の見分け方は、骨の外側に鉄のフレームがあるかどうかです。すぐに見分けが付くので、探してみて下さいね。
骨格のサイドには小さな恐竜の模型が展示されているので、どのような恐竜なのかわかるのが嬉しいです。