【4】南部せんべい乃巖手屋(いわてや)
愛着が湧くおばあちゃんのイラストがモチーフの、南部せんべい販売会社です(本店:二戸市)。イラストの人物は創業者の小松シキさんがモデルになっているそう。
商品のバラエティが非常に豊富です。一口サイズの「小判」、さきいかをのせた「いかせんべい」、りんごチップをのせた「りんごせんべい」など独特の商品が多い印象。盛岡駅直結の商業施設・フェザン内の売店は品揃えが大変良いです。
【5】小松製菓
【4】でご紹介した巖手屋(いわてや)の煎餅も製造するメーカーです(本社:二戸市)。シンプルな包装が特徴的。南部せんべいは一袋に何枚も入っている商品が多いのですが、小松製菓からはお試しサイズの4枚入が販売されています。
また、南部せんべいの「みみ」と呼ばれる周辺部分は削り取られてしまうことが多いのですが、焼き上がりそのままの「みみ付き」の商品もあります。筆者は小松製菓の商品を、盛岡手づくり村にて購入しました。
手作り体験もおすすめ
南部せんべいのショッピングだけでは物足りない!という方向けに、手作り体験情報をご紹介します。本場ならではの貴重な体験です。
南部せんべいの手作り体験が可能なのは、【1】でご紹介した「盛岡せんべい店」の工房。工房は、盛岡手づくり村の敷地内にありますので、他の観光も同時にできます。
開催スケジュールについてはこちらをご参照ください。毎日行っている訳ではありませんので、事前確認がおすすめです。
当日は、直接工房を訪問します。事前にスタッフさんが生地を捏ねてくれていますので、そちらを使わせて頂きます。鉄器にピーナッツと生地を入れて、決められた秒数ごとに何度か裏返して完成です。
焼けたら終了なので時間的には短い体験となりますが、実際に道具を使えるのは嬉しいですね。また、生地はクッキータイプのみとなっているそうです。体験料は1枚200円。
南部せんべいの少し変わった食べ方
最後に南部せんべいの少し変わった食べ方を二つほどご紹介します。
一つは、「なんじぇら」。こちらは、南部せんべいにアイスクリームを挟んで食べるという新感覚のデザートです。サックサクの薄焼き南部せんべいに、上質なジェラートがたっぷり詰まっています。
もう一つは、「せんべい汁」。こちらは、醤油で煮立てた鍋物に専用の南部せんべいを入れて煮込んだ郷土料理です。水分を吸って、お餅のようにもっちりとした食感を堪能できます。
この記事を書いたトラベルライターから一言
南部せんべいは、それ自体が素朴な味わいのため、いろいろなアレンジが可能だなと思います。調べていると、「鉄板ぴざせんべい」というメニューがあることが分かったので、自宅で作ってみました。南部せんべいの上にトマトをのせて、チーズをかけたミニピザです。具材がのっていない部分は煎餅のサクサク食感が残り、具材がのった部分は柔らかさが出てパンのようでした。お菓子だけでなくおかずとしても活躍できる南部せんべいはすごいと思いました。(Sosyu Kikuchi)
提供・トリップノート
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