酒どころ新潟には、やっぱり最高のおつまみがありました。「鮭の町」として有名な城下町・村上には、お酒好きな方にはたまらない極上のお酒のおともが揃っています。おつまみ以外に、愉快なお菓子も!購入できるお店ごとにご紹介します。
「きっかわ」で買う
村上で初めて鮭料理を商品化した歴史あるお店です。ここで作られる超熟成塩引鮭の最高級品は、驚くなかれ1尾10万円から。最高級品に興味がある方は、店舗にお問い合わせいただくとして、手軽に購入できる商品をご紹介します。
【1】鮭の生ハム
陰干しして一度発酵した鮭を、さらに熟成させて作られる鮭の生ハム。燻製ではないので、スモークサーモンのような独特の香りはありませんが、まろやかで風味豊かな味わいが楽しめます。
【2】鮭の飯寿司(いずし)
村上では祝いのお膳にだされる伝統食だそう。麹とご飯に、鮭やいくら、大根、人参などを入れて乳酸発酵させた“なれ寿司”です。こちらは、発酵食品独特の香りや風味があります。
【3】鮭の白子煮
鮭の白子を焼いてから、甘めの醤油に漬け込んだもの。日本人が大好きな甘辛い味付けは、お酒はもちろん、ご飯のお供にも最高です。
「益甚(ますじん)」で買う
きっかわの隣にある酒屋さん。造り酒屋であったころの建物は、登録有形文化財になっており、町屋めぐりの際にも立ち寄りたい一軒です。美味しい日本酒はもちろん、他にもお土産が揃うので、ぜひのぞいてみてください。
【4】酒粕
酒屋さんの酒粕ですから間違いのない、新鮮でおいしい一品です。しかも安価。「お酒は重くてちょっと」という方も、酒粕なら甘酒はもちろん、料理にも使えるのでおすすめです。
【5】さけ削りぶし
村上ならではの「鮭を余すことなくいただく」という精神を感じる一品がこちら。カツオの削り節がポピュラーですが、さけの削り節が販売されているのも珍しいですね。
【6】村上茶
村上は、商業的なお茶の生産地としては、日本の中で最も北に位置しています。厳しい冬の気候と製造技術により、独特の甘みと旨味を出す村上のお茶は「北限のお茶」として人気です。益甚には、町家街から少し離れている小坂園のお茶も置かれていました。クラシカルなパッケージがお土産としても喜ばれそうです。