新しい命の誕生を祝う、出産祝い。そんな出産祝いを贈るタイミングとは一体いつまでなのでしょうか?身内だとついつい後回しにしたりもしてしまいがちですが、実は間柄に関係なく出産祝いを渡す時期は一緒です。そこで今回は、出産祝いの正しい渡し方やNG行為について徹底解説します。
出産祝いを贈るタイミングいつ?
絶対いつまでとはないが出産祝いを贈る時期は出産後1週間~1ヵ月がマナー
絶対いつまでとはないが出産祝いを贈る時期は出産後1週間~1ヵ月がマナーとされています。一般的に出産祝いのお返しタイミングはお宮参りの後とされているので、それより前に出産祝いを贈っておくのが好ましいとなっています。
出産祝いを贈る日にちの理想は遅くても半年以内
出産祝いを贈る日にちの理想は遅くても半年以内です。「私生活が忙しすぎて出産祝いを贈る余裕がなかった…」という方もいると思います。出産祝いは出来るだけ早く贈る方が良いとされていますが、赤ちゃんの誕生から半年以内であれば出産祝いとして贈るのも自然ですからこの時期までには贈る様にしましょう。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事10選
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事①身内以外の突然の訪問
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事1つめは、身内以外の突然の訪問です。出産後は体が完全に復活しているわけでもないのに即座に育児に追われる為、余裕がありません。そんな中の突然の訪問は基本的にタブーとなっています。
身内であれば出産祝いを渡すついでに家事の手伝いなどを目的として訪問するのも良いですが、身内といっても義理の家族には気を使うものなので連絡は一本入れてから出産祝いを持って行きましょう。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事②いつまでも長居する
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事2つめは、いつまでも長居する事です。出産後の女性は心身共に疲労状態です。その為、あまりいつまでも長居されてしまうと疲れやストレスの原因となってしまうので体にとって良くありません。
可愛い赤ちゃんに癒されていつまでも眺めていたくなる気持ちはわかりますが、もしも出産祝いを手渡しするのであれば出産後の女性の心身を気遣って長いは避ける様にして下さい。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事③病院で渡す
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事3つめは、病院で渡す事です。新しい命の誕生をいち早くお祝いしたいと思うのはとても素敵な感情です。しかし、出産後はママにとっても身体的にも辛い時期ですし、忙しい時期です。
そんな大変な時期ですから、基本的には身内であっても病院で出産祝いを渡す事はしてはいけないと言われています。早く出産祝いを渡したい気持ちを今一度抑えて、まずは母子共に落ち着く日が来るのを待ちましょう。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事④フライングで出産祝いを贈る
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事4つめは、フライングで出産祝いを贈る事です。遠方に住んでいてなかなか会えないから…などといった理由があったり、たまたま出産予定日直前に会う機会があったからといって、出産前に出産祝いを贈るのは絶対に止めて下さい。
出産は命がけで挑む行為です。だからこそ、無事に出産するまでは本当にどうなるか分かりません。先に出産祝いを贈ってしまっていた場合、母子にもしもの事があった時に大変な事態になってしまいます。出産祝いは必ず、無事に出産された事を確認した後で贈る様にするのもマナーです。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事⑤不吉な言葉の発言
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事5つめは、不吉な言葉の発言です。「切る」「死」「病」などといった不吉な言葉は出産後には避けておかなくてはいけない発言と言われています。
直接出産祝いを贈る場合にお祝いの言葉を伝えるのはとても素敵な事ですが、間違っても不吉な言葉を発言してしまわない様に意識して下さい。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事⑥負担になる金額の贈り物
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事6つめは、負担になる金額の贈り物です。あまりにも高額な贈り物をすると先方もお返しに困ってしまいます。なので、出産祝いを贈る時には負担にならない様な相場に合わせて選ぶのが良いでしょう。
具体的には、身内が10,000~30,000円程度の金額で友人や会社関係の人が5,000~10,000円ほどです。先方との間柄によっても多少の金額は変わってくるかもしれませんが、基本的にはこちらが相場とされているので価格に収まる様なお祝いの品を選ぶ様にして下さい。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事⑦タブーな贈り物
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事7つめは、タブーな贈り物です。出産祝いでは絶対ダメだという贈り物があるわけではないですが、弔事によく使用される日本茶や切れる事を連想させる刃物などは避けておくべきだと言われています。
先方からこの様なものが欲しいと言われたのであれば、出産祝いとして贈るのも可能ですが、そうではない限りタブーな贈り物は避けておくのが無難です。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事⑧出産から早すぎる時期の訪問
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事8つめは、出産から早すぎる時期の訪問です。出産して1週間ほどは入院し、その後は自宅や実家に帰宅するのが通常ですが、その後も何かと忙しい日々が続くものです。だからこそ、出産からがやすぎる時期に訪問して出産祝いを贈るのはあまり良い行為とは言えません。
基本的には出産祝いは郵送するのが思いやりと言われていますが、先方から「是非会いに来て」と言われたならば直接出産祝いを贈りに行くのも良いでしょう。その際には、出産から2週間以降で先方の都合の良い日に訪問する様にするのがマナーです。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事⑨不安がる発言は身内でもダメ
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事9つめは、不安がる発言は身内でもダメです。出産祝いを贈る際、直接ママと赤ちゃんに会い、「あまりかわいくないね」「体小さくない?」などといった、ママが不安がる発言をするのはどれだけ親しい間柄でも絶対に止めて下さい。
この様なネガティブ発言は友人などよりも身内が多くしてしまいがちですが、出産後の女性は精神的にも不安定になっている状態なのでその様な発言はせずにお祝いの言葉と出産を終えた女性への労りの言葉をかけるだけにして出産祝いを渡して下さいね。
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事⑩体調が悪い時の訪問
出産祝いを贈るタイミングでしてはいけない事10個目は、体調が悪い時の訪問です。出産後の女性や赤ちゃんは免疫力があまりありません。
その為、風邪などで体調が悪い時に訪問してしまうと女性や赤ちゃんに移してしまうリスクが非常に大きくなってしまいます。早く出産祝いを贈りたい気持ちはわかりますが、体調が悪い時は訪問せずに日を改めて行く様にして下さい。
出産祝いの渡し方のマナーは?
出産祝いの渡し方のマナー①いつまでに贈るかのタイミング時期を守る
出産祝いの渡し方のマナー1つめは、いつまでに贈るかのタイミング時期を守る事です。絶対いつまでに渡さなくてはいけないというルールはありませんが、基本的には出産後1週間~1ヵ月に出産祝いを渡すのがマナーとされています。渡し方の基本マナー中の基本と言えるのが、この時期についてです。
1ヶ月までに出産祝いを贈る事が出来たら先方がお返しを考える時にも助かります。だからこそ、出産祝いの渡し方ではまず、タイミング時期がいつまでかをしっかりと頭に入れておき、適当な時期に渡すのがポイントです。
出産祝いの渡し方のマナー②身内以外の出産祝い渡し方は直接より郵送にする
出産祝いの渡し方のマナー2つめは、身内以外の出産祝い渡し方は直接より郵送にする事です。身内であれば出産後に会う機会が多いと思いますが、友人や知人と会えるほどの余裕が出来るまでは少し時間がかかってしまいます。その為、出来る事なら出産祝いの渡し方としては直接よりも郵送にする事が喜ばれます。
もちろん、先方が「是非会いたいから顔見せに来て」と言ってくれたのであれば直接訪問して出産祝いを渡すのもマナー違反にはなりませんからお互いの間柄で決めて下さい。