節約と言えば、食費や交際費を抑えるイメージだけど…

みなさんは、「節約しよう」と思った時、まずなにに使っているお金を削って貯金に回そうと考えますか? 毎日必要となる食費や交通費、外出時に必要となる交際費や服飾代など……出費を書き出せば書き出すほど、なにを我慢するかが難しく感じるはずです。けれど、実は節約をしたい時に見直す項目は、別のところにあります。それは「固定費」。
今回は見直しをするべき「固定費」について詳しくお伝えしていきます。

1.時々なら無駄使いも許容して。ストレスなく貯金を続けるための見直し項目
(画像=『Cinq』より引用)

あなたの固定費はいくら?

私たちがお金を消費するもの、それは2つの分類にわけられます。
「固定費」と「変動費」です。

「固定費」とは生活上、毎月必ず費用が発生するもののことです。
◇家賃
◇水道、光熱費
◇携帯料金
◇保険料、など。

「変動費」とは行動や選択などで支出が変わる、毎月一定でない費用のことです。
◇食費
◇交際費
◇被服費
◇化粧品代、などにあたります。

2.時々なら無駄使いも許容して。ストレスなく貯金を続けるための見直し項目
(画像=『Cinq』より引用)

この「変動費」の金額が高くなると「今月はちょっと使いすぎたな」という感覚になりませんか? 変動費を抑える心がけも大事ですが、毎月必ず同じように節約をしていけているか……と考えると我慢をし続けることはなかなか難しく、長続きしません。洋服はシーズンが変わるとつい欲しくなってしまうし、美味しい食事も食べたい、友人との約束を減らすとストレスがたまってしまいます。

しかし、固定費を抑えることができれば自由に使えるお金が増えるので、貯金がしやすくなります。手続きなど少し手間がかかるものもありますが、節約のためだと割り切って一手間かけることで、継続して一定額を削減することができるのです。