一眼レフで人物をおしゃれに撮影する方法

一眼レフで人物をかわいく撮る撮影テクニックとは?
(画像=『トランカ』より引用)

構図を知る

写真をおしゃれに見せるには構図が全てと言っても過言ではありません。人物撮影では、被写体をど真ん中に置いた「日の丸構図」がよく使われますが、「三分割構図」も利用しましょう。三分割構図とは写真の縦横それぞれを三分割し、その交点や線に被写体などを置く構図です。
交点や線に被写体の瞳や、地平線がくるなど工夫してみるとおしゃれな写真になります。
反対に、建物が被写体の真後ろにきてしまっている「串刺し構図」や地平線や橋などが被写体の首付近にきてしまっている「首切り構図」は避けるようにしましょう。

グリッドを使う

構図を知ったらグリッドを使いましょう。グリッドは写真をよりバランスよく撮影するための補助線です。一眼レフの設定でファインダー内に表示することができます。構図を決めるだけでなく、地平線のようなまっすぐに撮っておきたいものを調整するのにも非常に役立ちします。

人物だけでなく背景にも気を使う

ポートレートの写真は人物だけではなく背景も含めて構成されています。主題である被写体以外の人物は背景に写り込まないようにするか、もしくは目立たないようにしましょう。
また被写体に気をとられて背景が白飛びしてしまうと一気にダサくなってしまいます。
背景が明るすぎて飛んでしまう場合は少し場所や向きを変えてみたり、曇りの日であれば、空はあまり映らないようにするといった工夫をすると良いでしょう。

一眼レフで人物を撮影するときの上級者テクニック

一眼レフで人物をかわいく撮る撮影テクニックとは?
(画像=『トランカ』より引用)

顔に当たる光の質に気を使う

被写体をどれだけかわいく撮れるかは顔に当たる光の質で大きく左右されます。
例えば被写体を比較的暗めの場所に配置し、窓や日向など明るい方向を向いてもらって撮影すると言った工夫をすると柔らかい光が当たる傾向があります。
また撮影に慣れてきたらレフ板やワイヤレスストロボのような撮影補助の道具も使ってみましょう。光の質を操れるようになると、光源がどんな状態でもかわいく撮れるようになります。

敢えて順光で撮ってみる

ポートレートでは基本的に逆光・半逆光で撮るべきです。しかし順光の硬い光でも被写体やカメラの角度を調整することで瞳の色が変わったり顔に印象的な陰がついたりと、非常に作品性の高い写真を撮ることができます。被写体との間に信頼が生まれ始めたら、ぜひトライしてみてください。

現像・レタッチ処理までしっかり行う

撮影したらそれで終わりではなく、LightroomやPhotoshopのようなアプリケーションを使って、明るさや色味などを補正をした方がよりきれいな写真になります。
特に被写体が女性の場合、photoshopでマスク処理を使って肌のレタッチまで丁寧にできるようになると一層喜ばれますので、こちらもできるようにしておきましょう。

コミュニケーションを大事にする

数ある写真のジャンルの中で、ポートレートは唯一被写体と意思疎通ができるジャンルです。1シャッターごとに声をかけてみる、今どのように写っているか見せてあげるなどして被写体にリラックスしてもらい自然な笑顔を引き出しましょう。どれだけカメラや写真に詳しくなったとしても、それだけでは良い表情の写真を撮ることはできないため、実はこれが最も大事なテクニックだったりします。


提供・トランカ

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