【5】スレイマニエ・モスク

【イスタンブール】オスマン帝国16世紀のモスク7選
(画像=Zon トリップノートより引用)

オスマン帝国の勢力を拡大させ、西洋諸国を震撼させたスレイマン大帝は、その権力を示すためにイスタンブールの丘の上にモスクを造らせました。他に類を見ない豪華絢爛の装飾とその規模は、まさに彼の功績を知らしめているといえます。

モスクの敷地内にはスレイマン大帝の霊廟のほか、ヒュッレム妃やミフリマー妃の棺も置かれており、彼らの魂の平安を願ってこのモスクを訪れる人は後を絶ちません。

【6】リュステム・パシャ・モスク

【イスタンブール】オスマン帝国16世紀のモスク7選
(画像=Zon トリップノートより引用)

16世紀に活躍した名宰相のひとり、リュステム・パシャは、ミフリマー妃と結婚したことによりその権力をさらに強め、帝国の成長に貢献しました。蓄財に長けていたといわれる彼のモスクは、イズニック製の大量のタイルで装飾されています。

【イスタンブール】オスマン帝国16世紀のモスク7選
(画像=Zon トリップノートより引用)

タイルに含まれているトマトレッドのような赤の色素は、現在では再現することができないため、希少価値が高いとされています。

【7】ソコルル・メフメト・パシャ・モスク

【イスタンブール】オスマン帝国16世紀のモスク7選
(画像=Zon トリップノートより引用)

リュステム・パシャと並ぶ名宰相ソコルル・メフメト・パシャは、遠征中のスレイマン大帝の死に立ち会い、スルタンの座をスレイマン大帝からセリム2世に受け渡すという重大な役割を果たした大宰相です。彼は帝都に2基のモスクを造らせました。

【イスタンブール】オスマン帝国16世紀のモスク7選
(画像=Zon トリップノートより引用)

ブルーのイズニックタイルが大量に使われたカドゥルガにあるモスクが有名ですが、金角湾沿い(アザプカプ)に建つモスクも改修工事を終えて再び多くの人が訪れるようになりました。

おわりに

モスクを建てたのがどんな人物であったのかを知ることにより、その街の歴史をより深く知ることができ、モスクの見学が何倍も興味深いものになります。華やかなモスク建築の裏にある人物像を思い浮かべながら、モスクに訪れてみてください。

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