おはようございます。キャリアアドバイザーAです。

Cinqの読者の皆様の職場では、インフルエンザ等は流行していませんか?
「無理して、多少の熱があっても働く私」が美徳だった時代もありましたが、病院に行かずに知らないうちにインフルエンザをまき散らしていた…なんて最悪です。体調管理も仕事の一部。うがい・手洗いという基礎からもう一度見直し、無理をせずに休む時は休んで体調を整えましょう!

転職エージェントの見極め方

1.キャリアアドバイザーが教える「転職エージェントの賢いえらび方」
(画像=『Cinq』より引用)

さて、今回のテーマは、ずばり「転職活動のパートナー、転職エージェントとの選び方」です。

このコラムではたびたび「【丸腰=何も準備せず無防備な状態で】で転職サービスに頼る危険性」について繰り返しお伝えしてきました。中には「転職エージェントにコントロールされるのは面倒だから、やっぱり転職活動は自力でやるべきだな」と思ってしまった方もいらっしゃると思います。

高校受験や大学受験のための勉強を思い出してください。独学オンリーで合格された方も、大手予備校に通われた方も、地元の小さな塾で勉強された方もいると思います。

転職もそれと似ています。「東大合格人数●名!」という塾は、東大に合格するためのノウハウを蓄積していますし、医学部を目指すなら「医学部特化」の予備校に通ったほうが、医学部に受かるためのメソッドを教えて貰えます。

転職も、「自力でコツコツ、ペースもコントロールしながらやれる」自信がある方は自力で頑張ってみても良いし、「やっぱりエージェントを使ったほうが良さそう」と思うのならエージェントに登録に行ってみたほうが良い。特に、現職中で忙しい方は転職エージェントを「賢く」使ったほうが効率的です。予備校に通うことで、実力に合った学校を知ることができ、独学よりも効率良く合格を手に入れることができるのと同じです。

ただ、転職エージェントはとても数が多く、選びにくいですよね。
CMや中吊り広告をバンバン打ち出している大手が良いのか、中小のエージェントが良いのか。どんなところで見極めるのが良いでしょうか。

スカウトメールの文面で判断する

2.キャリアアドバイザーが教える「転職エージェントの賢いえらび方」
(画像=『Cinq』より引用)

リクナビやマイナビ、en転職等の転職支援サイトに登録すると、エージェントから「スカウトメール」「オファーメール」が届きます。この「スカウトメール」で転職エージェントのある程度の「質」やそのエージェントとの「相性」が判断できると思います。

きちんと書かれたスカウトメールには、送信してきた転職エージェントの転職者支援の姿勢や考え方が表れます。おおまかに3つのポイントをチェックしてください。

●あなたの経歴をきちんと読み込んでくれているか。
●なぜあなたが転職しようとしているか掴んでいるか。もしくは掴もうとしているか
●具体的な案件の提案がある場合、なぜそれを提案するのか意思が書かれているか

あなたに届いたそのスカウトメール、誰にでもあてはまるような、定型文のようなスカウトメールではありませんか?ということです。 提案がある場合、最初から「ドンピシャ」な案件ではなかったとしても、それはエージェントがかなり限られた転職支援サイト内の情報から類推しての提案ですので、上記3点がしっかり書かれてあれば、面談することによってそのぼんやりした「ピント」は合ってくる可能性が高いです。

「ズレた提案だからこの転職エージェントは優秀じゃないかも」と判断するのは早計ですよ。

転職エージェントのホームページをよく読んでみる

3.キャリアアドバイザーが教える「転職エージェントの賢いえらび方」
(画像=『Cinq』より引用)

スカウトメールには転職エージェントのホームページも紹介されているので、そのページから受ける印象からも判断しましょう。 大規模な総合型エージェントなのか、中小の「業界特化型」なのか、外資系に強いエージェントなのか…ホームページにはその転職エージェントの「転職支援に対する考え方」がきちんと表現されているはずです。

どのような業界に強みを持っているのか、転職支援上工夫していることは何か、どんなポリシーを持っているのか、どのような実績を持っているのか(合格企業一覧等を掲載している会社もあります。)

所属している担当者の顔写真を掲載している会社も増えました。20代のフレッシュで活動的な転職エージェントが対応してくれるのか、堅実で安心感の持てる担当者のいる会社なのか。相性は意外なところで決まったりするものなので、しっかり確認しましょう。