日本人にあまりメジャーでないアジアの国は、なかなか行く機会もなくなじみも薄いですが、東京にあるアジアンタウンなら、日本にいながら旅行気分でご当地グルメが楽しめます!最近はテイクアウトも充実。東十条のバングラデシュタウンから、アジア旅にGo!

はじめに

東京と埼玉の間に位置する東十条近辺は、バングラデシュタウンまたはリトルダッカと呼ばれ、日本在住の現地の方がつくる料理を食べられるお店がたくさんあります。インド料理やインドカレーのあるお店というと都心各地にもありますが、バングラデシュというのは珍しいですよね。

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(画像=jihen2、トリップノートより引用)

東十条の駅前商店街には万国旗が並び、なんだかすでに異国風。チェーン店に混じってエスニック料理の店やアジア食材専門店が多く存在します。

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(画像=openstreetmap.org © OpenStreetMap contributors、トリップノートより引用)

バングラデシュはインドの東にある小さな国で、首都はダッカ。バングラデシュとインドの西ベンガル州を合わせた一帯をベンガル地方といい、南アジアの一地方として食文化的には括られています。同じカレーでもいわゆるインドカレーとは異なる味で、またカレー以外にもビリヤニをはじめとする独自の料理がたくさんあります。

常連やコアファンでなくても気軽に訪れて本場料理を楽しめる、かつテイクアウトも可能なお店を3つ紹介します。

【1】インド&バングラレストラン タイガー

東十条エリアをバングラデシュタウンとして根づかせた先駆け的存在のお店です。現在は当時からシェフも変わっているそうですが、ビリヤニやカレーなど定番のバングラデシュ料理を食べられます。

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(画像=jihen2、トリップノートより引用)
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(画像=jihen2 ビーフビリヤニ(¥1,000)、トリップノートより引用)

写真は定番メニューのビリヤニ。ビリヤニはエスニック好きには知られた、スパイスや肉を合わせた炊き込みご飯のようなものです。南アジアの各地方では、ハレの日の料理として食べられます。

イスラム教徒は豚肉を食べないので、ビーフかマトンが肉のメインです。こちらの記事で紹介した、ミャンマー料理のお店でもビリヤニが人気ですが、同じビリヤニでもよりカレー風のスパイスが強く、ビーフもゴロゴロしていてけっこう違います。

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(画像=jihen2 サモサ(2個で¥500)、トリップノートより引用)
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(画像=jihen2 中はこんな感じ、トリップノートより引用)

こちらで合わせてトライしてほしいのがシンガラやサモサなどのスナックです。インド料理についてくるサモサですが、バングラデシュ料理ではシンガラが主流です。その時によって少し違うようで、この日はキーマカレーのような中身が入ったものでした。

また南アジアの方を中心に外国人の拠り所となってきただけあって、インドカレーも種類が豊富なので一緒に楽しむのもおすすめ。東十条でバングラデシュ料理を楽しむなら確実に訪れてみたいお店です。