栃木県の子育て環境

栃木県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

栃木県では県を挙げて子育て支援に取り組むため、「とちぎの子ども・子育て支援条例」を制定しています。結婚、妊娠、出産、子育ての各段階で支援を行い、子育て環境の整備をすすめています。お父さん向けの子育て情報冊子「父子手帳」の作成、所得制限なしの医療費の自己負担額を市町が助成する制度(小学校6年生まで)なども設けています。また、全国でも珍しい妊産婦を対象にした妊産婦医療費助成制度があります。病気やケガなどで病院にかかった時、医療費の自己負担額を市町が助成する制度です。所得制限はありません。自己負担額は医療機関(薬局を除く)ごとに、月500円(1診療報酬明細書)です。

とちぎの子育て情報サイト

栃木県で住むならどこがいい?

栃木県内で暮らしやすい、特徴ある市を紹介します。名所や景観、名物などがある魅力的な土地です。ぜひ訪れて雰囲気を感じてみてください。

宇都宮市の周辺に住むなら

栃木県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

宇都宮市(うつのみやし)は、栃木県の中部に位置する市で栃木県の県庁所在地です。人口は約51万人。ギョウザの年間購入額が日本で有数の北関東最大の都市です。江戸時代には参勤交代や日光東照宮の造営などで往来も多く、小江戸と呼ばれるほど繁栄しました。昭和35年以降は宇都宮工業団地、清原工業団地などの造成がはじまり積極的に工業振興策を推進しています。

昭和59年には宇都宮テクノポリスの地域指定を受け、産・学・住が結ばれたまちづくりを進めてきました。鉄道は東北新幹線の東京駅乗り入れで宇都宮と東京は53分と短縮され一層便利になりました。東北自動車道、日光宇都宮道路(日光道)、北関東自動車道が開通しますます人やものの交流が盛んになっています。

日光、鬼怒川、那須、塩原などの観光地に囲まれ、都会的な雰囲気もあり、ちょっと足を伸ばせば田園風景が広がる「とかいなか」な暮らしができるまちです。移住希望者向けに、宇都宮市の暮らしや子育てなどの情報を集約した移住・定住アプリを作成しています。宇都宮市移住支援金、みや暮らし体験事業(お試し居住、日常生活体験ツアー)、オンライン移住イベントの開催もあり、移住者受け入れに積極的です。

宇都宮市 移住・定住アプリ、パンフレットの紹介

那須塩原市

那須塩原市(なすしおばらし)は、栃木県北部にあり関東地方の最北部に位置しています。人口は約11万人で県内第6位です。塩原温泉郷や板室温泉、三斗小屋温泉をはじめ、塩原渓谷や沼ッ原湿原を代表とした自然豊かな山岳部があり、JR東北新幹線と宇都宮線の那須塩原、黒磯、西那須野の各駅周辺と国道4号と国道400号沿いには市街地が形成されています。

降水量は夏季に多く、山間部では冬季に積雪があり4月下旬でも雪が残っています。東北縦貫自動車道の西那須野塩原IC、黒磯板室IC、那須IC、鉄道は東北新幹線那須塩原駅(東京駅から約72分)JR宇都宮線西那須野駅(上野駅から約142分)ほか。

観光のほか酪農も盛んで生乳の生産量が北海道の別海町、中標津町、標茶町に次いで全国第4位となっています。移住支援は、那須塩原市移住支援助成金、新幹線定期券購入補助事業、那須塩原市移住応援補助金(賃貸住宅に入居した人へ家賃の一部を補助)などがあります。

佐野市

佐野市(さのし)は栃木県の南西部にある人口約12万人の都市です。人口は県内第5位、佐野ラーメン、佐野厄除け大師やアウトレットモール、ショッピングモールがあり、休日には県内外から多くの人が訪れています。北部周辺は森林や山間地域、南部と西部は、住宅や工業、商業地が集積する都市的地域、農地です。

東京から70キロ圏内に位置し、東北自動車道の佐野藤岡IC、北関東自動車道佐野田沼IC、東北自動車道佐野SAのスマートインターチェンジと、市内に3つのインターチェンジがあります。気候は年間を通して比較的温暖で降雪はほとんどありません。水資源に恵まれ、地下水から作られた水道水が各家庭に供給されています。移住支援は佐野市若者移住定住促進奨励金、佐野市奨学金返済助成事業(奨学金の一部を助成)、空き家バンク、空き家改修費用補助金など。

佐野市の定住ポータルサイト佐野で暮らそう!

小山市

小山市(おやまし)は栃木県南部にる人口県内第2位の約17万人の都市です。関東平野のほぼ中央に位置し市の中央に思川(おもいがわ)、東には鬼怒川が流れ、西南部にはラムサール条約湿地である渡良瀬遊水地が広がります。山や丘陵はなく思川流域、市東部の吉田用水、田川、鬼怒川流域は水田地帯で、その間の台地部は畑作、住宅地、商・工業地となっています。夏は暑さが厳しく、38℃ぐらいになることもあります。

夕立が多く、発雷日数は全国有数です。冬は-8℃ぐらいまで下がることもありますが、降雪日数は年に数日程度のことが多いです。鉄道はJR宇都宮線と東北新幹線を軸に、JR水戸線、JR両毛線が小山駅で結節します。東京駅までは新幹線で約40分です。道路も、国道4号と新4号国道、国道50号の広域幹線道路が市内を縦横に走り、交通アクセスの良いまちです。立地を生かし陸の工業地として県下第2の都市となっています。

隣接する茨城県結城市との繋がりが深く、ユネスコ無形文化遺産に登録された本場結城紬を生産している地区もあります。また、ラムサール条約湿地登録された渡良瀬遊水地や思川周辺の豊かな自然環境、徳川幕府に関連した貴重な歴史と文化などバランスのよい魅力のある都市です。移住支援はおやま暮らしお試しの家、小山市転入勤労者等住宅取得支援補助金、小山市新幹線通勤定期券購入補助金など。子育て支援日本一を目指して各種支援も整えています。 小山市移住・定住サイト おや! まぁ! おやまライフ

下野市

下野市(しもつけし)は栃木県南部の人口約6万人の市です。宇都宮市、小山市に隣接しています。東に鬼怒川、西に思川などがながれる高低差の少ない開けた平坦地です。夏は高温多湿で雷が多く、冬は低温乾燥の温暖な気候で積雪はほとんどありません。8世紀に聖武天皇の詔により下野国分寺・国分尼寺が建立され、仏教文化の中心地となりました。江戸時代には日光街道の宿場町(小金井宿・石橋宿)を軸として繁栄しました。

交通の便は良く、 国道4号、新4号国道、JR宇都宮線など首都圏の中心部と東北地方を結ぶ大動脈が市内を南北に通っています。東北自動車道の栃木ICまで約30分、さらに近年の北関東自動車道の壬生IC、宇都宮上三川ICの開通により利便性が増しました。鉄道では都心まで新幹線(小山から)で約40分、JR宇都宮線快速などを利用で約70分。JR宇都宮線の自治医大駅を中心にニュータウンによる新市街地が拡がります。

農業は、コメ、ムギ、ホウレンソウ、タマネギ、イチゴほか。特産品かんぴょうの生産量は全国一です。工業は、食料品、プラスチック製品、窯業・土石製品、金属製品などの製造業が盛んで、幹線道路、鉄道などの交通網を活用した物流拠点としての発展も期待されています。移住支援は空き家バンク、定住促進住宅新築等補助金制度、家庭菜園整備補助、移住希望者向けの個別市内ガイドなど。移住者のみを対象とした制度ではありませんが、新婚世帯へ新居の購入、引越しに関する費用などの一部を助成する補助金(上限30万円)が支給されるなど、身近な温かみのある支援が特徴的です。

プチハピしもつけ

大田原市

大田原市(おおたわらし)は栃木県の北東部あり、人口は約7万人。松尾芭蕉が句を残した雲巌寺が知られています。市の中央を流れる那珂川や里山など自然に恵まれた地で、栃木県なかがわ水遊園、日帰り温泉など見どころも多くあります。JR東北新幹線、那須塩原駅利用の場合、東京駅からは約70分、那須塩原駅から市の中心部までは、市営バスまたはタクシーで約15分です。高速道路は、東北自動車道西那須野塩原IC、矢板ICから約20分。

国道294号、400号、461号の3路線の国道が通過し、道路交通網の整備が図られています。清流、肥沃な土、自然環境に恵まれ、コメの生産量は県内第1位。ウド、ニラ、ナスなどの野菜、ブルーベリー、スイカ、イチゴ、ナシ栗などの果樹栽培、お茶、コンニャク、和牛や乳牛の飼育も盛んです。

工業野崎工業団地、野崎第二工業団地、中田原工業団地、品川台工業団地で、医療機器、通信機器製造などの生産、産学官の連携による新製品開発、新事業創出への取組も積極的に行われています。鮎を食べることのできる黒羽観光やな、県立なかがわ水遊園、天然温泉、ゴルフ場などレジャースポットも多くあります。

また、平家物語に登場する弓の名手、那須与一ゆかりの地として町おこしを行っています。移住支援は空き家バンク、大田原市移住支援金、移住体験、大田原市移住・定住交流サロンの設置など。住、職、商業地、官公庁がコンパクトにまとまった便利な都市です。

大田原市移住・定住 交流サロン

まとめ

東京から適度な距離で、豊かな自然と共存ができるのは栃木県の大きな魅力です。平日は東京で仕事して週末は栃木でのんびり過ごす、といった二拠点居住から移住をはじめることも可能です。


提供・移住支援.com

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