【カメラ初心者向け】ハーフバースデー撮影

カメラ初心者向け!赤ちゃん撮影で絶対残しておきたいシーンとは?
(画像=『トランカ』より引用)

個人差はありますが、生後半年ごろの赤ちゃんは、寝返りができるようになったり離乳食がはじまったりします。撮影できるシチュエーションが一気に増えるのが、この時期の特徴です。ハーフバースデーのお祝いとともに、今までとは違った立体感のある撮影にチャレンジしてみましょう!

ハーフバースデーって何?

生まれてから半年の赤ちゃんのお祝いを、「ハーフバースデー」と呼びます。お宮参りやお食い初めのように、昔からあるしきたりではありませんが、最近ではひとつの節目としてお祝いをする方が増えています。家族がそろった記念撮影や、いつもとは少し雰囲気を変えた撮影を考えている方もいるのではないでしょうか。

生後半年ごろ赤ちゃんは、動きが出てくる時期なので、さまざまな表情が撮れるようになります。しかし、そのぶん撮影が大変になってくる時期でもあります。無理のないよう、赤ちゃんが機嫌のいいタイミングで撮影をしてみてください。

撮影用の小道具を準備しよう

撮影の際、ちょっとした小道具を入れるだけで一気に記念撮影らしくなります。おすすめは、ガーランドやバルーン。お祝いの雰囲気が増しますよ。また、いつもより少しおめかしをするだけでも、特別感のあるかわいい写真が撮れます。

赤ちゃんは寝転がったまま、まわりに小道具を並べると、平面的でポップな雰囲気の写真に。赤ちゃんをイスに座らせて小道具を前後に並べると、立体的でやわらかい雰囲気の写真になります。

主役は赤ちゃん!いい表情を引き出そう

準備がととのったら、さっそく撮影をしていきましょう。ポイントは、赤ちゃんがカメラに興味をもつよう、うまく誘導すること。丸いレンズに興味を持ってくれれば、無理なくカメラ目線の写真が撮れます。赤ちゃんの目の前におもちゃを差し出し、そのおもちゃを徐々にカメラのレンズ付近に持っていき、視線をレンズに誘導しましょう。

また、小道具の用意がうまくいかなかったり、キレイに写真におさまらなくても心配はいりません。あくまでも主役は赤ちゃんです。まずは、今しか見られないかわいい表情をしっかり撮影しましょう。撮影後にゆっくり加工するのもおすすめですよ。

【カメラ初心者向け】生後半年〜1歳の赤ちゃん撮影におすすめのシーン

カメラ初心者向け!赤ちゃん撮影で絶対残しておきたいシーンとは?
(画像=『トランカ』より引用)

生後半年から1歳にかけての赤ちゃんは、日々できることが増えていきます。昨日できなかったことが今日にはできるようになっている、目の離せない時期でもありますよね。カメラを使った撮影どころではない、そんな日も多いかもしれません。

この時期の撮影は、あまり意気込まず、できるタイミングで数枚写真におさめておく。というイメージでいるのがおすすめです。何気ない日常シーンでも、いつか見返すときには大切な思い出になっているものです。

「〇〇ができた記念」を写真におさめる

ひとり座りやつかまり立ち、ハイハイなど、記念の写真はぜひカメラにおさめておきましょう。おうちの中でできるようになることがほとんどだと思うので、事前に屋内でもキレイに撮れるようなカメラ設定にしておくことをおすすめします。

まずは、明るく撮影できるようにISO感度を高めにしておきます。シャッタースピードが1/60より遅くなってしまわないような設定にすると、手ブレのない写真を撮ることができます。シャッタースピード優先モード(Sモード)にして、シャッタースピードを1/60または1/125に設定した撮影からはじめると安心です。

ただし、シャッタースピードを早めると自動的に絞りが開く(F値が小さくなる)ため、ピントが合う距離の幅が狭くなります。ピンボケに注意しましょう。ピント合わせに不安がある場合は、まずはPモードで撮影しておきましょう。

赤ちゃん目線で躍動感のある写真を撮る

カメラを構える高さによって、写真のイメージは大きく変わります。誰の目線で撮るかを意識してみましょう。大人の目線(カメラマンが立ったまま)で撮ると、赤ちゃんの頭が大きくうつり、かわいらしい写真に。赤ちゃん目線(カメラマンがしゃがむ)で撮影すると、赤ちゃんの世界をのぞいているかのような躍動感のある写真になります。ぜひさまざまな高さで試してみてください。

赤ちゃんを屋外で撮影してみよう

天気のいい日には、屋外撮影もためしてみましょう。屋外撮影のポイントは、光の向きです。赤ちゃんに対して斜めの光が当たると、バランスのよい陰影がつき、表情のわかりやすい写真になります。また、やわらかい光を背中側から入れる(逆光)と、幻想的な雰囲気の写真になります。

カメラの設定は、ISO感度を200程度に落として、絞り優先モード(Aモード)がおすすめです。絞りを開ける(F値を小さくする)と、ぼかしの入った雰囲気のある写真に、絞りを絞る(F値を大きくする)と、ぱきっとしたピンボケになりにくい写真になります。いろいろ試してみましょう。

カメラ初心者でも大丈夫!赤ちゃんのさまざまな思い出を写真に残そう

カメラ初心者向け!赤ちゃん撮影で絶対残しておきたいシーンとは?
(画像=『トランカ』より引用)

カメラ初心者の方にとって、赤ちゃんの撮影はとても楽しみなものですよね。だけど、実際に赤ちゃんとの生活がはじまると、日々の忙しさになかなか撮影の時間がとれないものです。無理をせず、カメラが目に留まったときに手に取ってみる、それでもじゅうぶんだと思います。そんなラフさが、赤ちゃんの自然な表情も引き出してくれますよ。

ぜひゆるく、楽しく、いろいろな撮影方法を赤ちゃんとともに試してみてくださいね。


提供・トランカ

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