梅雨の時期をあざやかに彩るアジサイ。15万株ものアジサイが咲き誇るスポットや、一面ブルーの光景が堪能できるスポットなど、一度は見てみたいアジサイの絶景スポットを全国からご紹介します。
【1】雲昌寺(秋田県)
『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編』にも掲載されている、男鹿にある雲昌寺のアジサイ。植えられているあじさいは約1200株と、そんなに多くはないものの、綺麗なブルーで統一されたアジサイが一面に咲き誇る様子はまさに絶景で、映画のワンシーンのよう。見頃は例年6月中旬〜7月上旬です。
【2】美の山公園(埼玉県)
秩父市と皆野町にまたがる、高581.5mの蓑山山頂に広がる公園。春には桜やツツジが美しい「美の山公園」ですが、例年6月下旬から7月中旬ごろからはアジサイが見頃を迎えます。4,500株ほどの色とりどりのアジサイが斜面一体を鮮やかに彩り、とくに早朝には雲海とアジサイの絶景が見られることも。
【3】服部農園あじさい屋敷(千葉県)
総面積27,000㎡の敷地に、約300品種、1万株以上のあじさいが植えられており、山の斜面を埋め尽くすように咲く色あざやかなアジサイの絶景は、広い敷地のどこから見ても美しい光景を楽しむことができます。見頃は例年6月上旬から7月上旬。
【4】下田公園(静岡県)
15万株300万輪と日本一の株数を誇るアジサイの絶景スポット。下田市街や下田港を一望する小高い丘の上に広がる33haもの広大な公園で、初夏には色とりどりのアジサイに囲まれた散歩道が出来上がります。見頃を迎える6月には「あじさい祭」も開催され、期間中はイベントの開催や露店の出店などもあります。
【5】形原温泉あじさいの里(愛知県)
形原温泉にある補陀ヶ池周辺が「あじさいの里」として整備されており、5万株ものアジサイが植えられています。見頃を迎える6月の一ヶ月間には「あじさい祭」が開催され、来場者は毎年10万人ほど。期間中はライトアップも行われ、昼間とはまた違った妖艶なアジサイの景色が楽しめます。
【6】善峯寺(京都)
桜と紅葉の名所として知られる「善峯寺」は、初夏のアジサイもまた素晴らしいんです。境内にあるおよそ3,000坪の「白山あじさい苑」には約8,000株のアジサイが植えられており、山肌一面を覆い尽くすアジサイの散歩道を登っていけば、見晴らしのいい高台から京都市街を一望する景色も楽しめます。見頃は6月中旬〜7月上旬ごろ。
【7】三室戸寺(京都)
京都を代表するアジサイの名所で”アジサイ寺”として親しまれています。50種、1万株が園内を埋め尽くす「あじさい園」は、毎年6月月初〜7月上旬までの見頃を迎える時期にのみ開園。期間中の土日にはライトアップも行われ、幻想的なアジサイを楽しむことができます。(ライトアップ日については公式サイトで要確認)
身長よりも高い位置に咲き誇るあじさいは圧巻で、線的な杉木立とあじさいの対比が何とも素晴らしいです。また話題になっているのが、ハートの形をした紫陽花です。見つけられたら恋の願いが叶いそうですね。