人からみた自分の印象が一体どんなものなのか、気になったことはありませんか?
自分のことは自分が一番理解していると思いがちな私たちですが、人からみた印象というのはなかなかわかりづらいものです。今回は、普段自分が取っている動作などから、覚えられやすい印象について考えていきましょう。
声の大きさ・トーン
声はあなたを印象づけるとっても大切な要素。会話の内容の前に、まずは大きさとトーンについて考えてみましょう。
声が低い=落ち着きがある
声が低いことが悩みだという女性も多いですが、実際には低いトーンの人には「安心感がある」、「説得力がある」という印象がつきやすくなります。ビジネスシーンでは声をわざと低くさせるというテクニックを取り入れている人も。
また、男性は女性の低い声に「色っぽさ」を感じることもあります。実年齢より落ち着いているという印象を持たれている可能性が高いでしょう。
声が高い=しっかりしている
声が高い人に関しては、声がよく通るので「聞き取りやすい」と感じられることが多いです。アナウンサーのようにハキハキと喋ることで、芯の強さをアピールすることも。話す内容やスピードにもよりますが、語尾をきっちりと伝えることで「しっかりとしている」、「自分を持っている」といったプラス印象がつくので、声が高めの方はシーンに合わせてそれを活かすよう意識すると良いでしょう。
声が小さい=人見知り
声が小さい人については、「人見知り」だという印象がつきます。控えめな性格だということがわかるでしょう。けれど、注意しておきたいのは、マイナスな印象がついている可能性もあるという点です。ボソボソと喋っていても、相手にしっかりと伝えたいことが伝わったかは別の話。相手に聞き取りやすい声の大きさで、声が出せるようにした方が間違いありません。
もちろん実際に会話ができるくらいの声の小ささであれば問題ありませんが、相手も聞き取りやすい会話を意識すると、会話がよりスムーズに進みます。人を選ぶ話し方のため、状況に応じて声を出せるようにしていきましょう。
声が大きい=大雑把な人
声が大きい人は「大雑把な性格」であると認識されていることが多いでしょう。もちろん、大きい声を必要とする場面もありますが、公共の場でも周囲を気にせず大きい声で会話をしていると迷惑がかかっている場合もあります。
公の場では声のボリュームを抑えるという配慮が必要です。その使い分けができるようになることで頼りになる人と、プラスに働かせることもできます。
表情・目線について
会話中の表情と目線もあなたを印象づける要 素のひとつ。
「相手の目を見て会話して」と幼い頃に教えられた記憶があることでしょう。それほどに、アイコンタクトや会話中の表情はとても重要なものなのです。
表情が硬い=つまらなさそう
相手が話しをしている時に無表情でいるのはあまり好ましくありません。聞く姿勢をとることが大切です。無表情のまま会話をしていると、相手は「私の話しにはあまり興味がないんだな」と感じてしまいます。無関心だと思われたり、つまらなさそうと捉えられることが多いので、リラックスした表情で会話を楽しみましょう。
ガン見=敵対視されている
相手の目を見て話す、そんな教えを守りすぎるがゆえに相手をガン見しすぎる人も時々見かけますが、これはこれで相手に居心地の悪さを作ってしまうこともあります。敵対視されていたり、嫌われているかもしれないと相手が不安になってしまうことも。恐い人だという印象がついてしまうこともあるので、ガン見するのはやめて、相手の全体を見るようにしましょう。
適度に相槌を使うことで真剣に聞いていると認識してもらえるようになるでしょう。
キョロキョロ=挙動不審
人との会話中に、キョロキョロと視点が定まらない人は「緊張している」「挙動不審だ」といった印象がついてしまいます。これが女性だと小動物系だと表現されることもありますが、男性だと頼りないといった印象に。どちらにしても、人との会話中に周囲をキョロキョロしているのは良い印象ではありません。相手をよく見て、向き合って会話するようにしましょう。
にこやか=話しやすい
にこやかに会話する。これがもっとも好印象を持たれる話し方です。ほんのりと笑みを浮かべて、ゆったりとしたトーンで相手をしっかり見ながら会話を楽しんで。相手の緊張を和らげることもできるので、自然と会話が弾んでくるはずです。明るく穏やかな人は、誰からも話しやすいという印象に。
話すスピードについて
会話するときに、大切な会話のスピード。相手に聞き取りやすく、不快感を感じさせないスピードも意識していきましょう。
話すのが遅い=イライラさせちゃう
ゆっくり話すのは悪いことではありませんが、遅すぎるとボーッとしている、といった印象になってしまいます。あまり頼りになるとは思ってもらえないかもしれません。語尾を伸ばした話し方も周囲からはだらしがないと思われるきっかけになってしまうことが多いので、適切なスピードで会話をすることを目指しましょう。
程よい間合いと、ペースを保つことで穏やかな人といった印象に変わります。
早口=テキパキ、だけど聞こえない
次は会話が早すぎる人についてです。もちろん友達とのやりとりで、盛り上がったからこそ話がどんどんとスピードを増していくことはあります。けれど理想は1分間で300文字程度。自己紹介をするときなども、これを目安に人が聞き取りやすいスピードを意識して会話をするようにしましょう。仕事がデキる人といった好印象を持ってもらえるようになります。