岩手県の子育て環境

岩手県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

岩手県では、自治体によって医療機関の数にバラつきがあり、最寄りの産婦人科まで離れている場合もあるため、体調が急変しやすい出産においては、不安を感じるかもしれません。 そこで岩手県では、盛岡市を中心として各地に周産期母子医療センターを設け、地域の病院や助産所、市町村と連携しながら、安心して子どもを出産できる体制を整えています。 この体制内には、周産期医療情報ネットワーク「いーはとーぶ」というシステムがあり、妊婦や赤ちゃんが情報を登録すると、共有される仕組みです。遠隔治療も受けられます。

岩手県で住むならどこがいい?

最後に、岩手県に移住するならどこが良いか、おすすめの自治体を紹介します。

盛岡市の周辺に住むなら

岩手県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

盛岡市は、岩手県の最大都市です。商業施設や医療機関、教育機関が充実しており、交通インフラも整備されています。企業の数も多いため、生活する上で不便さは感じないでしょう。ただし、いずれも国道やバイパス沿いに点在しているため、移動には自動車があると便利です。 わんこそばや盛岡冷麺、じゃじゃ麺といった麺料理や、醤油で味付けした盛岡だんごなど、独自の食文化を堪能できる街でもあります。 盛岡市周辺であれば、北東に位置する葛巻町も、移住支援が手厚いので、酪農業に興味がある人におすすめです。

北上市

岩手県の南部にあり、秋田県の横手市方面へアクセスできる交通の要所でもあります。市内には8つの工業団地があり、岩手県の中でも就業先の選択肢が豊富なところが強みです。新幹線の駅があり、空港も隣町(花巻市)ですから、全国各地へ簡単に行けるでしょう。

八幡平市

盛岡市の北西、奥羽山脈の麓にあります。豪雪地帯であり、スキー場や温泉など冬のアクティビティが充実しているのが魅力です。それでいて、盛岡市までは東北自動車道を経由すると、20分前後でアクセスできます。盛岡市で働きながら、八幡平市に住んで、休日はアクティビティを満喫するという生活が実現できるでしょう。

陸前高田市

岩手県の沿岸部にある陸前高田市は、先述の空き家バンクでの掲載物件数からもうかがえるように、岩手県の中でも特に移住者の受け入れに積極的な自治体です。住宅支援だけでなく、就業・起業も手厚くサポートしています。 移住にあたっては、独特な自治会や地域活動に対する理解が必要となるため、陸前高田市が発行している「高田暮らしの手引き」を一読しておくと良いでしょう。

滝沢市

盛岡市の北側に隣接する滝沢市は、ベッドタウンとして栄えた街です。盛岡市とは別の自治体だと意識せずにアクセスできます。盛岡大学があるのも滝沢市です。市内には岩手県立大学もあり、学園都市という側面もあります。 企業と連携してIT化を進める一方で、市内には昔ながらの自治会が32あり、住民による地域の自治が盛んです。

花巻市

これまで紹介したとおり、花巻市は岩手県唯一の空港があり、宮沢賢治の出身地としても知られています。隣接する北上市とは、双子都市の間柄です。郊外へ行くと、畑作も行われています。住宅の取得を支援するだけでなく、市営住宅の入居条件を緩和して、定住を促しているのが特徴です。特に子育て世代の定住に力を入れています。

まとめ

岩手県は、雄大な自然が広がり、独自の文化が根づいています。それでも、内陸部であれば都市機能が発達しており、鉄道や道路網が整備されているので、便利に生活できるでしょう。沿岸部なら、気候が温暖であり、地域住民との交流を深められます。


提供・移住支援.com

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